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大学入試問題(高校時代の私には解けない!今も?)10

A 国では、X 党が総選挙で議会の 3 分の 2 以上の議席を獲得し、政権を奪取することに成 功した。同政権は、政府に対する抵抗勢力の牙城たる憲法裁判所に対する攻勢を強め、憲法 裁判所の裁判官の定年を立法により引き下げることにより、「人事の刷新」を図った。
この立法は、「司法権の独立」に対する侵害であるとして国際的な非難を浴びたが、 A 国 は、政権の民主的正統性を強調するとともに、そもそも西欧的な「司法権の独立」なる原理 は、司法権に対する国民の信頼が低い自国の「国情」に合わないと反論している。A 国政権 の主張に対するあなたの賛否をまず明らかにして、この主張を論評しなさい。

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