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ほどらで社長日記「講師の仕事」

昨日はウェビナーに講師として呼んでいただき、1時間半ほどガッツリしゃべらせていただきました。準備をしてくださったワークキャリア運営の方々、参加してくださった皆様、ありがとうございます!

テーマは「未経験からフリーランス動画編集者として独立した方法」だったので、自分の経験の、特に1年目のことを中心に話した。

僕はこういう時、当時の自分の考えや行動をかなり細かく伝えるようにしている。「10ヶ月で70万円稼げました!うぇーい!」では「すごいですねー」とはなっても「自分もやってみよう」とはならない。

講師の目的はあくまで生徒の皆様に行動してもらうこと。そのためには「私にもできそう!」と自分ごととして考えてもらう必要がある。なるべく丁寧に、失敗談も交えながら話すことで、目の前の講師はスーパーマンではなく同じ人間であることをまずはわかってもらうのだ。

「やればできる」というのは経験者の視点であって、未経験者にはハードルが高すぎる。なので自分の経験を徹底的に噛み砕いて、再現性の高いものを選んで伝える。「あんただからできたんでしょ」といわせないのが僕のポリシー。

山登りで例えると、6合目までは一緒に登っていく感じ。靴の履き方や安全な歩き方を教えたらペースに合わせて歩く。頂上が見えるところまで来れば、あとは勝手に自分の意思で登っていけるはずだ。ゴールのどれだけ明確に描かせるかが講師の仕事であり、やりがいなんよ。

生徒さんの成長は、自分の成功以上にうれしい。一緒になって喜びたい。始めは頼まれて始めた講師の仕事。僕には天職だったみたいだ。

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