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【音楽レビュー】Whitesnake/Good To Be Bad

Whitesnakeについては「1987」を最初に聴いたときあまりピンと来ていなかった。まだ「Still Of The Night」のようなドラマティックな曲の良さがわかっていなかったのだ。それよりもGuns N'RosesMotrey Crueのようなアップテンポな曲が好きだったのだ。(「1987」「Bad Boys」などアップテンポ曲はあるが・・・)

そんなこんなで「Slip Of The Tongue」もピンときていない中で買ったヤングギターに載っていたのがDoug Aldrichだ。彼のバンドのうちBad Moon Risingの名前は聞いたことあったが、そこまで詳しくは知らない。そんな彼が参加した再始動ライブでBurnを披露しており、とても正統派のロックギタリストで格好いいという印象を受けた。そんなDoug Aldrichに加えてReb Beachのツインギターでリリースしたアルバムが「Good To Be Bad」だった。

このアルバムはドラムに重厚感があり、大物感漂うリバーブがアルバム全体から漂う。1曲目の「Best Years」は新生Whitesnakeの代表ナンバーで、ライブの1曲目でもよく演奏されていた。(ギタリストが交代してからは知らん)ヘヴィなシャッフルのリズムにオルガンの音が重なり堪らなく格好いい。「All For Love」はソロバージョンがDougとRebの2パターン存在する。どちらも格好いいが、Rebのほうがメロディアスで華麗な感じがする。この次のアルバム「Forevermore」もかなりいいアルバムだが、ドラマティックさで言うとこのアルバムのほうが好みだ。


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