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立体錯覚の最前線(19/08/05)

帰りの電車まで時間があったので明治大学にて開催されている特別展「立体錯視の最前線」へ。
御茶ノ水駅徒歩3分。なんたる立地…しかもビル。オフィスビルって言っても問題ないくらいにビル。
平面にデカい大学が多い関西に住んでるとマジで?て感じだが、いくら広大な東京砂漠であっても無限に土地が取れるわけではない。人口が多いだけ建物も多い。
いやしかし駅から徒歩3分てめっちゃいいな…母校は京都駅からバスで50分(均一区間)だった…

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さて、展示はというと会議室くらいの展示室2つ分+映像ブース。
夏休みで子供が多い。大学に子供がいるのっていいよね。いろんなことに興味持って賢くなれよな…!
隣で「実際ウンタラカンタラ〜」なんて声が聞こえたもんだからふと見やると小学生。3年生くらいか?エッシャーだよ、などと仰っていたので本当に将来が楽しみですね。お母さんに得意げに説明する子もいたり。
小3の私は嫌々ラジオ体操に行き10時から夏休みアニメスペシャルを見ていた気がするよ。
展示は何年か前?去年?に一時話題になってた鏡に写すと形が違って見える、とかそういう目の錯覚を利用したやつ。

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目視で生じる脳の補正を利用したものや、カメラなどの媒体を通して見るものなど。

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画像で見るとこれどうなってんねん?な立体も目視で見るとなるほどね〜と。意外に作れるし原理もわかるぞ。
実物を見るの大事。
人間の脳で想像できるものは実際作れる=作れるものしか想像できない
ていうのは一理ありますね。
今は出来なくても将来必ず出来るようになる。

その後常設展示も拝見。
学校の歴史、地下二階にも展示。「刑事」なんて展示があるからなんじゃらほい?と覗いたら日本の拷問具やら世界の拷問具が。法学部があるからみたい。晒し首の台のレプリカがあって、首固定する用にでかい釘が二本あるの初めて知った。そらポイっと置いといたら転がって行くわな!石器とか貝塚もあったよ。
大学の展示は無料のものが多くて夏休みや長期休暇は子供たちが多い。普段入ることのない大学敷地内やマニアックな展示物などに幼い頃から触れられる機会があるのはいい事です。
大学無償化とか言ってる政党もありますけど、高い授業料は大学運営の他にもこういう研究や資料の保存にも使われているので安易に無償化を唱えるのではなく、特待制度の充実や奨学金制度の改善から考えて欲しいものです。無償化の煽りを受けて教育のレベルが落ちたら元も子もないもんね。

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