【堅山南風】 日本画 / 紙本・彩色 「椿花 瓶」 査定 鑑定 買取 致します
椿花 瓶
堅山 南風
紙本・彩色、10号
◎堅山南風の芸術について
堅山南風（かたやま なんぷう）は、1887年に熊本県で生まれた日本画家です。本名は堅山鶴彦で、初めは書道を学びましたが、後に絵画へ転向しました。彼は主に花鳥画を得意とし、自然の美しさを写実的に描くことで知られています。
堅山は、京都市立絵画専門学校（現・京都市立芸術大学）で学び、卒業後は東京へ移り住みました。彼は多くの展覧会で入賞し、その才能を広く認められるようになりました。1931年には日本芸術院賞を受賞し、1944年には日本画家として初めて文化勲章を受章しました。晩年には後進の育成にも力を注ぎ、多くの優れた日本画家を育てました。
彼の代表作には、「花鳥画」「風景画」「人物画」などがあり、そのどれもが自然の美しさや人々の生活を細やかに描いています。南風の花の絵は、自然そのものの生命力を感じさせるもので、特に牡丹や菊などの花を描いた作品が多く知られています。堅山南風の作品は、今でも多くの人々に愛され続けています。
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