【小泉清】 紙にパステル・水彩 「花」 査定 鑑定 買取 致します
小泉 清
花
紙にパステル・水彩
35×23(額窓)cm
◎小泉清の芸術
小泉清（こいずみ きよし、1899年12月20日 - 1962年2月21日）は、日本の洋画家であり、小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の三男です。彼は東京市ヶ谷で生まれ、父が亡くなった後、早稲田中学で會津八一にその才能を見出され、東京美術学校西洋画科に進学しました。しかし、肺の病気により中退し、その後も絵画を続けました。
小泉清の作品は、フォーヴィズムの影響を受けた鮮やかな色彩と厚塗りの絵の具が特徴です。彼は1930年代に母親の遺産で新居とアトリエを構え、再び絵画制作に専念しました。1946年には読売新聞主催の新興日本美術展で読売賞を受賞し、46歳で画壇デビューを果たしました。その後も数々の展覧会で作品を発表し、高い評価を受けました。
彼の作品には、「海」（1961年）や「梅林」（1947年）などがあり、これらは小泉八雲記念館で展示されています。また、1950年には父母のゆかりの地である松江を訪れ、そこでの経験も彼の作品に反映されています。
小泉清は、生涯にわたり西洋と東洋の文化の狭間で葛藤し続け、その内面的な闘いが彼の作品に色濃く反映されています。彼の独特の画風と深い感情を込めた作品は、今なお多くの人々に影響を与え続けています。
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