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【川合玉堂】 日本画軸装 「山径帰駄」 査定 買取 致します。


  • 作家名: 川合玉堂

  • 作品分類: 日本画等軸装

  • 作品名: 山径帰駄

  • 作品詳細: 紙本・墨彩。128.5×30cm。


◎ 川合玉堂の芸術

川合玉堂(かわい ぎょくどう、1868年 - 1957年)は、明治、大正、昭和という日本の近代を通じて活躍した日本画家です。本名は芳三郎で、画業を始めた当初は「玉舟」という画号を名乗っていましたが、その後「玉堂」に改め、晩年には終の棲家「偶庵」の名を別号として用いていました。

玉堂は、近代日本画の発展に大きく貢献した画家の一人であり、日本の自然や風土を題材にした風景画で特に知られています。彼の作品は、緻密な筆遣いと豊かな色彩で自然の美しさを捉え、静謐で情緒豊かな風景を描き出すことに長けていました。玉堂の画風は、日本の伝統美術への深い敬意と理解に基づきつつも、西洋画法の影響を受けた新しい表現技法を取り入れることで、独自のスタイルを築き上げました。

彼の画業は、日本画の伝統的な技法を守りながらも、それを柔軟に発展させる試みを行い、多くの作品を通じて日本画の新たな可能性を示しました。玉堂は、特に四季折々の自然風景を題材として、その変化の美しさや風土の特性を鮮やかに捉え、それを通じて日本の美意識を表現しました。

また、玉堂は生涯にわたって教育活動にも熱心で、多くの後進の指導にあたりました。彼の芸術と教育への貢献は、多方面にわたる日本画の発展に大きな影響を与え、その遺産は今日でも高く評価されています。晩年には「偶庵」と称した自宅で創作活動を続け、そこは彼の芸術観を象徴する場所ともなりました。

川合玉堂の長男である真一が化学者として活躍し、東京教育大学の名誉教授となったことも、彼の家族が文化・芸術だけでなく、学問の面でも日本に貢献した一例です。玉堂の作品は、その技術的な完成度の高さと、日本の自然や文化への深い愛情を感じさせるものとして、今もなお多くの人に愛されています。


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