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【畦地梅太郎】 木版 「親子」 1974年 査定 鑑定 買取 致します


作家名: 畦地梅太郎
作品名: 親子
木版、23.5×16.4cm


◎ 畦地梅太郎の猫

畦地梅太郎(あぜち うめたろう、1902年 - 1999年)は、日本の版画家・画家として知られ、特に山岳をテーマとした作品で広く知られています。彼の作品は、日本の風景画や版画の伝統的な手法を受け継ぎつつも、独自のスタイルで自然や山を描いたものが多く、今でも多くの人々に愛されています。
畦地は愛媛県の農家に生まれ、幼少期から絵に興味を持ち、独学で絵画の技術を身につけました。1925年に上京し、版画家の松井久一郎のもとで技術を学び始めます。その後、新興版画運動の一員として頭角を現し、特に山岳をテーマにした作品で注目されるようになりました。
彼の作品の特徴は、シンプルでありながらも力強い線と形によって山の壮大さや厳しさ、美しさを表現する点にあります。畦地自身も熱心な登山家であり、その経験を作品に反映させることで、山の魅力を的確にとらえました。代表作には『山男シリーズ』や『山岳風景』といった版画が含まれ、これらの作品には、彼が愛した山の形状や風景が独特の視点から描かれています。
彼はまた、版画の普及に尽力し、多くの愛好家に親しまれました。シルクスクリーンの技法を駆使し、版画の持つ手軽さと独自の魅力を広く伝えました。1956年には、彼の代表作を集めた画集『山の版画』を発表し、その後も多くの作品集が出版されました。
晩年の畦地は、富士山などを描いた大型の油絵にも取り組み、新たな表現に挑戦し続けました。彼の作品は、山岳画家としての情熱と、版画家としての高度な技術が融合したもので、日本の美術史において独自の地位を築いています。畦地梅太郎の作品は、シンプルで力強いデザインと、彼が愛した山々への敬意が感じられ、多くの人々にとって山岳美術のアイコンとなり続けています。


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