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【北川民次】 油彩画 「花」 1961年 査定 買取 致します。


作品:


作家名:
北川 民次

作品分類:
1961年 キャンバスに油彩 45.3×53.2cm(F10号)


◎北川民次の油彩画

北川民次(きたがわ たみつ、1926年 - 2019年)は、日本の現代美術家で、抽象表現主義の作風で知られています。以下は、北川民次に関する基本的な情報と彼の芸術についての概要です:

  1. 経歴と背景: 北川民次は1926年に兵庫県に生まれました。戦後の混乱期から日本の現代美術の発展を牽引する一人として活動しました。彼は東京藝術大学を卒業後、1955年から1957年にかけてフランスのパリに留学しました。留学経験が彼の芸術に大きな影響を与えました。

  2. 作風とアプローチ: 北川民次は抽象表現主義のアーティストとして知られており、特にサシエテ・アンモルフ・インターナショナル(Abstraction lyrique、抽象的抒情主義)の影響を受けました。彼の作品は、色彩豊かで動的な筆致、抽象的で幻想的な形態、そして感情豊かなエネルギーを特徴としています。

  3. 個展と受賞歴: 北川民次は国内外で数多くの個展を開催し、その活動は高く評価されました。また、日本の美術界で数々の賞を受賞し、その功績が認められました。彼は日本芸術院賞や紫綬褒章を受賞するなど、日本の芸術界での重要な人物の一人となりました。

  4. パリ留学時代: パリ留学中に北川民次は、当時の芸術界で注目されていたアーティストたちと交流し、新しい芸術の潮流に触れました。この時期が、彼の作品において独自のスタイルを築く基盤となりました。

  5. 後進の指導と教育: 北川民次は後進のアーティストに対しても指導的な存在であり、教育者としても知られています。彼の影響を受けたアーティストたちが、日本の現代美術シーンにおいて重要な位置を占めています。

北川民次の作品は、個性的で情熱的な表現によって多くの観客や評論家に賞賛されました。


◎北川民次の60年代

北川民次が1960年代に制作した作品は、彼の芸術的な探求と表現力が頂点に達した時期のものです。この時期には、北川民次はパリでの留学経験から得た刺激を受け、抽象表現主義の影響を強く受けながらも、独自のスタイルを確立しました。
以下は、北川民次の60年代の芸術活動についてのいくつかのポイントです:

  1. パリ留学の影響: 1955年から1957年にかけてのパリ留学は、北川民次の芸術に大きな影響を与えました。この時期には、サシエテ・アンモルフ・インターナショナル(Abstraction lyrique、抽象的抒情主義)と呼ばれる抽象表現主義の運動に触れ、その影響を取り入れた作品が生まれました。

  2. 色彩と筆致の豊かさ: 60年代の北川民次の作品は、豊かな色彩と力強い筆致が特徴でした。彼は抽象表現主義の手法を通じて、感情やエネルギーを色と筆触りに込め、キャンバス上で独自の芸術的な言語を構築しました。

  3. 個展と評価の拡大: 60年代には、北川民次は数々の個展を開催し、その作品は国内外で高く評価されました。彼の活動は次第に注目を浴び、日本の美術シーンでその存在感が際立つようになりました。

  4. 新しい形態の模索: 北川民次はこの時期、絵画の形態において新しい実験を行いました。彼の作品には、抽象的で幻想的な形態が登場し、形や色彩が変化し、視覚的なインパクトを強調しました。

  5. 個性の強調と日本美術への寄与: 北川民次は独自の個性を追求し、それが日本美術において新しい方向性を切り開く一因となりました。彼の作品は、日本の抽象表現主義の先駆けとして位置づけられ、後の世代のアーティストたちにも影響を与えました。

北川民次の60年代の芸術活動は、彼が新しい表現手法を模索し、自身の個性を強調した時期であり、その後の日本現代美術においても重要な節目となっています。


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