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松岡映丘 日本画 絹本 「宮詣で」 査定 買取 致します。


作品:
宮詣で

作家名:
松岡映丘

作品分類:
絹本・彩色 117.7×42.2cm


◎松岡 映丘と日本の古典絵画「やまと絵」

松岡 映丘は大正・昭和初期に活動した日本画家です。緻密な描写と色彩の美しさから高く評価されています。彼の作品は日本画の伝統を踏襲しつつも、新たな表現を追求したことで知られています。彼の作品は、日本画の美しさと深みを感じさせるもので、見る者を引き込む力があります。

松岡映丘(本名:輝夫)は、1881年に兵庫県の旧家・松岡家に生まれました。彼は学者一家に育ち、兄には民俗学者の柳田國男などがいます。幼少時に長兄に引き取られ、歴史画、特に武者絵を好み、日本画家を目指しました。1899年に東京美術学校日本画科に入学し、在学中に映丘と号しました。彼は文展や帝展で活躍するとともに、母校の東京美術学校で教鞭をとり、多くの弟子を育てました。1935年に「国画院」を結成し、1937年には帝国芸術院会員となりました。しかし、晩年は心臓性喘息を患い、1938年に56歳で亡くなりました。彼の作品は、平安以来の日本の古典絵画「やまと絵」の再興に情熱を注ぎ、その卓越した画力で高く評価されています。


◎松岡 映丘と絹本着彩

松岡 映丘は絹本着彩という技法を用いて描かれています。絹本着彩とは、絹の上に絵を描く技法のことを指します。

日本画の絹本彩色は、独自の美しさと繊細さがあります。絹の上に描かれた絵は、滑らかで繊細な質感を持ち、彩色は絢爛豪華でありながらも繊細で優雅です。伝統的な日本画の技法である墨絵と違い、鮮やかな色彩が特徴で、顔料の豊かな色合いが絹地に映えます。また、筆の運びや墨の濃淡ではなく、色彩によって表現されるため、情緒豊かで幻想的な雰囲気を醸し出します。季節や自然の美、日本の伝統文化などがテーマとされ、作品からは作者の感性や精巧な技術が伝わってきます。絹本彩色は、芸術家の感受性と技術力が見事に調和し、鑑賞者に深い感動と美の世界を提供しています。


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