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【アンドレ・コタボ】 版画 / カーボランダム 「赤い百合の花束」 1994年 査定 買取 致します。

作家名:
アンドレ・コタボ(Andre COTTAVOZ)

作品名:
赤い百合の花束

作品分類:
カーボランダム 版画
サイズ:71.5×54(額窓)cm


◎アンドレ・コタボの芸術

アンドレ・コタボは、1922年にフランスのサン=マルセランで生まれ、2012年に亡くなった画家です。彼は若い頃から絵画に情熱を注ぎ、18歳でリヨンの美術学校に入学しました。第二次世界大戦中には、戦争の影響を受けながらも絵画を続けました。戦後、彼はリヨンの同窓生と共にノイズムまたはサンジスム(「イズムなし」)とも呼ばれるリヨン新具象派の画家グループを共同設立しました。このグループは、特定の技術に縛られず、当時の芸術的傾向を拒否して「光の中で」絵を描くことを目指していました。

1953年にはパリ大学からフェネオン賞を受賞し、日本の美術商タメナガ清によって日本での展覧会が開催されるなど、国際的な評価を受けました。彼の作品は、鮮やかな色彩と厚みのあるペイントを特徴としており、ポスト印象派の影響を受けています。コタボの作品は、風景画、静物画、人物画など多岐にわたり、特にフランスの田園風景やパリの街並みを題材とした作品が多く見られます​​。


◎アンドレ・コタボのカーボランダム版画

アンドレ・コタボは、カーボランダム版画の制作も行っていました。カーボランダム版画は、カーボランダム粉末(炭化ケイ素)を使用して作られる特別な種類のエッチングです。この技法は、通常のエッチングよりも深い質感とリッチな色合いを生み出すことができます。

コタボが版画制作においても、彼独特の色彩感覚と質感を表現していたことを示しています。カーボランダム版画は、彼の芸術的才能と革新性を反映していると言えるでしょう。

アンドレ・コタボの作品の中で、花をモチーフとした絵画はいくつか見受けられます。彼の作品は、鮮やかな色彩と豊かな表現力で知られており、静物画、特に花を題材とした作品においてもその特徴が見られます。


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