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【菅井汲】 版画 / リトグラフ「ヴァリエーション」 査定 買取 致します。


作家名:
菅井 汲

作品:
ヴァリエーション

作品分類:
リトグラフ
65×50(各シート)cm


◎菅井汲の芸術

菅井汲(すがい くみ)は、1919年3月13日に生まれ、1996年5月14日に亡くなった洋画家で版画家です。彼は日本人画家の一人として知られ、特に版画作品で高い評価を受けています。菅井汲は大阪美術工芸学校に学んだ後、阪急電鉄宣伝課で商業デザインの仕事に従事しました。その後、1952年にフランスに渡り、パリの美術界で東洋的なエキゾティシズムをたたえた作品で注目されました。

彼の作品は、初期にはアンフォルメルの影響を受けた象形文字のような形態を描いていましたが、1962年頃からは幾何学的な形態を明快な色彩で描いた「オートルート」のシリーズを制作するようになりました。菅井は無類のスピード狂であり、愛車のポルシェで高速走行している時に浮かぶビジョンが制作のモチーフになっていると言われています。 代表作には「侍」(1960年)、「朝のオートルート」(1964年)、「ハイウェイの朝」(1965年)などがあり、これらの作品は国立国際美術館や東京国立近代美術館、兵庫県立美術館などに収蔵されています。また、リトグラフやシルクスクリーンの版画作品も多く残しており、国際美術展で数々の賞を受賞しています。

菅井汲の作品は、その明快で幾何学的なスタイルと、スピード感あふれるモチーフで、多くの人々に影響を与え続けています。


◎菅井汲の版画

菅井汲のリトグラフは、彼の独特の抽象的なスタイルと鮮やかな色彩が特徴です。

彼の作品は、超高速で駆け抜けるスポーツカーの緊張感とスピードを表現しており、その感覚をインスピレーションに明快な色彩と形態からなるダイナミックな抽象絵画に転じたと言われています。

菅井汲のリトグラフの美しさは、幾何学的な形態と明快な色彩の組み合わせにあります。円と直線からなるシンプルながらも力強いデザインは、見る者に強い印象を与えます。また、彼の作品には、高速道路の連続カーブを想起させる「S」をモチーフにしたものもあり、これは作家自身のイニシャルであると同時に、道路の連続カーブを意味しています。

菅井汲のリトグラフは、グラフィック的要素の強い作品であり、どこかレトロモダンな雰囲気を併せ持ち、現代においても新鮮に感じられると評価されています。版画作品は、アート初心者にも手が届きやすい価格で提供されているため、多くの人々に親しまれています。


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