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【田中 米邨(田中一村)】 紙本・墨彩 「三千年結實之桃」 査定 鑑定 買取 致します


田中 米邨(田中一村)
三千年結實之桃
1928年 紙本・墨彩 151×30.2cm


◎ 田中 米邨(田中一村)の芸術

田中一村(1908-1977)は、日本画家として知られる芸術家で、その生涯を通じて独自のスタイルを追求しました。彼は栃木県で生まれ、幼少期から画才を発揮し、7歳のときに父から「米邨」という雅号を与えられました。東京で育ち、南画の影響を受けながらも、独自の日本画スタイルを確立していきました。

一村は1926年に東京美術学校に入学しましたが、わずか2ヶ月で退学しました。その後、千葉に移住し、自然の風景や動植物の写生に没頭しました。彼の作品は写実的でありながらも、自然の持つ詩情を捉えたもので、その技法は南画に基づきながらも、独自の表現を模索していました​​。

1958年、一村は50歳で奄美大島に移住しました。奄美の豊かな自然に魅了され、以後の作品の多くは奄美の風景や植物、動物を題材としています。特に代表作「アダンの海辺」や「不喰芋と蘇鉄」は、その精緻な描写と鮮やかな色彩で知られています。一村は染色工として生計を立てながら絵を描き続けましたが、生涯にわたって中央画壇に認められることはありませんでした。

一村の作品は没後に再評価され、彼の描いた奄美の自然の美しさとその独自の芸術性が広く認識されるようになりました。現在、田中一村記念美術館では、一村の作品が常設展示されており、彼の生涯と芸術を辿ることができます​。

田中一村は、自らの芸術を信じ、孤高の道を歩んだ画家として、日本美術の歴史にその名を刻んでいます。彼の作品は、見る者に自然の美しさと共に、彼の強い芸術への情熱を伝え続けています。


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