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なんでウエディングプランナーをしてるの?

この質問をされたら、あなたは何て答えますか。

もし、あなたが今、、、

・毎日ノルマに追われてしんどさを感じている
・クレームが出ないようにとばかり考えている
・売りやすいアイテムしか紹介しない
・契約がゴールで結婚式の内容は関係ない。あとの事は担当に任せればいいと思っている

何か1つでも当てはまっていたら
ぜひこの先も読んでください。


今、上記にあげたもの。
全部いつかの私自身なんです。

ちょこっと私のお話をさせていただくと、
私もかつて10数年間、ウエディングプランナーのお仕事に就いていました。
結婚式という華やかな世界で、スーツを着こなしインカムをつけてカッコよくお仕事する女性に憧れてウエディングプランナーを目指しました。

少し古い記憶を思い返すと(笑)ウエディングプランナーになれた時は、それはそれは本当に嬉しくて。
はじめは、その外見から憧れたお仕事でしたが、次第にウエディングプランナーというお仕事自体に面白さや、やりがいを感じていきました。

新郎新婦が描いている結婚式を、自分の頭にも同じものが描けるように一所懸命ふたりの話を聞いていました。

少しでも良い提案が出来るように、色んなジャンルの雑誌や本を読んで、美術館や舞台を観て音楽を聴いて演出のインプットをしていました。

あらゆる選択肢の中から何が最も新郎新婦にとって最善か、チームの皆と意見を出し合って結婚式当日を迎えていました。


だから、結婚式当日に無事結婚式がおひらきになり、おふたりの笑顔を見て安堵したり、おふたりをお見送りした後、チームに「お疲れ様でした〜!」を言う瞬間が最高だったり。

けれど、いつの間にかの私は
ただ目の前の事をこなすだけの、ウエディングプランナーになっていたんです。

日々の忙しさとプレッシャーを言い訳に、ウエディングプランナーとして1番面白くてやりがいがある部分を、すっかり忘れてしまっていた時期があったんです。

ウエディングプランナーをしている私たちはが、なぜウエディングプランナーになったかを問われた時

・たまたま就職出来たから
・お金を稼ぐために
・安定している仕事だから
・親に言われたから

と、答える人はほとんどいないように思います。
恐らく自分から『ウエディングプランナーになりたい』と思って、ウエディングプランナーをやっている人がほとんどだと思うんです。

『あなたは、なんでウエディングプランナーになったんですか?』
『なんでウエディングプランナーをやっているのですか?』

今あの頃の私にこの質問をされたら、こう答えます。


目の前にいるカップルが結婚式を何のために挙げるのかを一緒に探して、理解し、そのためにウエディングプランナーとして出来ることを提案したいから。


出来るか出来ないかはとりあえず置いておく。
自分がなんでウエディングプランナーになったのか、やっているのかを忘れずに心に留めておくだけでも、違う世界が広がるのではないかと思います。



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