えんとつ町のプペル、連弾譜の楽譜出版についての僕の想いー前編ー

今日は僕たちのプロジェクト、えんとつ町のプペルの楽譜出版について書かせて下さい。今日は真面目さが2割り増しです。

1.そもそもの始まり

まず楽譜を出版したいと思った経緯を書きます。もともとのきっかけはキングコングのお二人がえんとつ町のプペルのテーマ曲をカバーした動画を見たことでした。同じ時期にお二人の対談を見ていたため、とても衝撃を受けました。圧倒的な仕上がり、スタイリッシュな編曲、お二人の滲み出る関係の良さ。しかもジャンルは流行りのカバーという体。クオリティ、キングコングとしての物語、そしてマーケティング。全ての要素でエンタメとはこうあるべし、と見せられた気がしました。でも僕は思ってしまったのです。

この雰囲気、この高揚感をピアノで弾きたい、表現したい。

そんな想いを胸に、気長に採譜をしながら楽譜を作っていました。そんな中、ピアニストでシンガーソングライターである松尾優さんが、京都のガチピアニストがえんとつ町のプペルを駅ピアノで本気で弾いてみた、という動画を西野さんの誕生日にアップされました。その動画がこちら。

もう、あれです。

素敵すぎる!!!

僕、これを聴いてお腹いっぱいになったんです。僕の想像より何倍も素敵に格好良く編曲されていて、聴いてて幸せでした!

わざわざ僕がやる必要もないと思ったのでしばらく楽譜に関しては忘れていました。そうこうするうち、僕の大好きな絵を描くイラストレーターに出会ったのです。

2.イラストレーター、レジーナとの出会い

最近絵を描くことにはまってます。といっても僕はとっても下手くそです(笑)ただ自分が想像した世界を視覚に訴える事が出来る技術に魅せられています。

そんな事を思いながら日々を過ごしていたのですが、ひょんなことから僕のイタリア語を見てもらっているレジーナ・カルボナーラという方が絵を描いている事を知ったのです。ええ、見せてよ、と頼むといいよ!と送ってくれました。

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控えめに言って大好きです。初めて会話した時、ジブリで働きたいから日本語を勉強してるの、と興奮ぎみに喋ってくれました。レジーナの絵が日本で広まるといいなぁとぼんやり思っていたのですが、そんな中西野さんのサロンメンバーであるすーさんから連絡が来ました。

3. 連弾のお誘い

こじりょー、プペル連弾で弾こうよ。すぐにやると返しました。なんか映画公開日に出版できたら素敵だよねと、話していました。子ども用の連弾はなかなか楽しめるやつがないからあったら買いたいかも、とか、連弾ってピアノ弾ける人二人いるから需要はないかもね、など。ちょっと待て。

レジーナの絵を表紙にして連弾譜を出版したらいいやん

あれです。楽譜を楽譜として売るのではなく、インテリアとして売る、意味変というやつです(説明すると長くなっちゃうのですが、AKBのCDが音楽を聞くものから握手券に変わったあれです。気になった方は西野さんの記事読んでね。)素敵な表紙の楽譜があったら部屋においておきたくないですか?

ただ、もしかするとこの考えに至ったのは僕がピアノを始めたきっかけが影響しているのかもしれません。

というわけで後半に続きます。内容は
4.僕がピアノを始めたときの風景
5.プペルに恩返しがしたい
です。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

ではまた!



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