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田舎で暮らすこと(草刈り編)

草刈りへ参加はほぼ義務

田舎で暮らすと草刈りや用水路の掃除に駆り出される。
草刈りと言っても、自宅の敷地内の草刈りではなく、近所の用水路やため池、河川敷などの草刈りだ。場合によっては、草刈りではなく溝掃除もある。
それぞれのイベントは基本的に参加が必須であり、よほどの高齢者でない限り、各世帯から1名の参加が求められる。
大体日曜日の早朝に行われ、早ければ1時間ほど、遅くても昼前には終わる。
うちの地区はその回数が比較的多く年間10回くらいある。
ちなみに、24年の2月は水利組合の草刈りが1回、自治会の草刈りが1回、それらとは別に自治会の寄り合いが1回ある。
それぞれに日曜日の午前中を取られる。

草刈りや溝掃除の主催は、自治会だったり、水利組合だったりいろいろだ。
水利組合の方は、基本的に農地を持っている世帯が対象となる。
うちはわずかに水田があるからその対象になる。ちなみに、田んぼがあると言っても、実際は農業法人等に貸しているので、実際に農業をすることはない。(農地の税金は払っている)

草刈りの参加者はほぼ全て高齢者

水利組合の草刈りに出ると参加者の平均年齢は60歳を超えているんじゃないいかと思う。
60歳どころか、下手したら70歳くらいかもしれない。それくらい田舎の高齢化は進んでいる。

このような地域のイベントごとでは、いわゆる団塊の世代の年寄りが幅を利かせているので、若手がいろいろ言っても相手にされない。
それが嫌で、地元を離れる若者も多い。
とはいえ、あと10年もしたら草刈りに参加できる年寄りも減ると思う。
そうなった時にはもう地元には若手いないし、どうやっていくのだろうか。
まだ年齢的に若い、自分たちの世代が変えていかないといけないことは山積している。

このために草刈り機を買った。

いろいろ面倒くさい

うちのような田舎は、団塊の世代のお年寄りがマジョリティを占めている。
もちろん柔軟な発想を持っていて若手の話を聞いてくれる人も少しはいるが、まともな話し合いができない人も多い。
この世代の人が体力的に弱って表舞台から去るまでは、いろいろ難しいだろうなと思う。


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