記憶を考える
最近暇なので、なんで物覚えのいい人がいれば悪い人もいるのだろうと考える機会が増えたので言語化します。
※学者でもなんでもないのでただの推察です。
僕の考える記憶のメカニズムは、
①1回に記憶できる数
②記憶する速度
③定着率
の3つの因果関係から成り立っていると思います。
この3つはゲームで言うところのステータスのようなもので、どの人間でも生まれてから一定の年齢までの段階では、そこまでの差異はないと思っています。尤も、映像記憶みたいなチート能力は除いてですが。このステータスを伸びは、それぞれの学生生活に依存するというふうに考えています。
※ここで言う学生生活とは小学校から大学までの学校生活ではなく、学習に割いた時間を指します。幼稚園や、家での勉強時間(狭義)もこれに含まれます。
ここで言いたいことは、記憶力の数値それぞれが日増しに伸びるというのではなく、学生生活という期間によって得られた知恵というアイテムを利用して数値を意図的に伸ばしているということです。
ポケモンで例えると、前者はストーリーを進めていくうちに勝手にレベルが上って数値が伸びていく状態で、後者は努力値を上げるためにアイテムを利用している状態です。
学生生活でたくさん勉強していく中で、いろんな暗記方法を試したと思います。例えば赤シートで隠すとか、声に出して読むとか、流れで全部覚えるとか諸々です。これらがいわゆるアイテムです。
記憶の定着の指標にエビングハウスの忘却曲線というのがあります。暗記に適切な復習時期を知らせるものとして活用している人も多かったかと思いますが、『このアイテム』を活用することで、③の定着率を劇的に伸ばせるのでしょう。
こういった暗記方法の違いが、ステータスの伸びに変化を生じさせたのではないかと思います。その基盤が学生生活の中で知らず知らずのうちに確立していっていたというのが僕の考えです。
僕はどのタイプかというと、土台が小さい分高速で暗記する事項を回していくタイプだと思います。定着率はそこそこいいと思いますが、その代わり必要ないと思った知識をぽろっと落としてしまいます。
長期記憶、短期記憶とかは特に言及してないですが、土台としてはこのような考えです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?