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🚹ストールマン(髭)的にオッケーなオープンソースライセンス


リチャード・ストールマンはフリーソフトウェア財団(FSF)の創設者であり、フリーソフトウェア運動の中心的人物です。彼とFSFが認めるライセンスは、ソフトウェアがフリーソフトウェアの四つの基本的自由を提供するものに限定されます。これらの自由には以下のものが含まれます:

  1. プログラムを、どんな目的のためでも実行する自由。

  2. プログラムがどのように機能するか学び、自分のニーズに合わせて変更する自由。

  3. 再配布の自由。

  4. 改良したバージョンを配布する自由(この自由を行使することで、コミュニティ全体が利益を得られる)。

ストールマンやFSFが認める主なライセンスには以下のものがあります:

  • GNU General Public License (GPL):最も広く使用されているフリーソフトウェアライセンスの一つで、GPLライセンスの下でリリースされたソフトウェアの全ての派生作品も同じライセンス条項の下で配布する必要があります。

  • GNU Lesser General Public License (LGPL):ライブラリやフレームワークなどの再利用性を高めるために設計されたライセンスです。GPLよりも柔軟性があり、GPLライセンスのソフトウェアと共に非フリーソフトウェアでも使用できます。

  • GNU Affero General Public License (AGPL):ウェブアプリケーションやネットワークサービス用のGPLの派生型で、ネットワーク経由でプログラムを利用するユーザーにソースコードのアクセスを保証します。

これらのライセンスは、フリーソフトウェアの定義に従っています。ストールマンやFSFは、これらのライセンス以外にも、フリーソフトウェアの基本的自由を守るためのいくつかのライセンスを承認しています。それにはApache License 2.0やMIT Licenseなどが含まれますが、これらはGPLとは異なり、派生作品が元のライセンスを引き継ぐ必要はありません。フリーソフトウェア財団のウェブサイトでは、承認されたライセンスの完全なリストを確認できます。


CC BY 4.0 File:Richard Stallman at LibrePlanet 2019.jpg

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