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ワークとライフを分けない生き方を選んだのは私だという再認識

2014年に独立して、7年目。この2ヶ月在宅勤務=WFH=WorkFromHouseを経験してみて、より強く"ワーク・仕事"と"ライフ・人生"がMIXされていることを強く感じました。

究極のワークライフバランス

在宅勤務がはじまってすぐ、こんな会話を聞くことが増えました。

・通勤がなくなってストレスが減った
・時間が増えたように感じる
・3食の準備がつらい
・仕事するスペースの確保が難しい
・子供のペースに巻き込まれる
・仕事の効率が上がった・下がった
・仕事が進む・進まない
・オンラインツールを上司が覚えてくれない

多くの人が、「暮らし」と「仕事」を同じスペースで行うことは、それぞれの事情と向き合いながらも、「いつもと同じように仕事をする」ことにこだわっていたように思います。

リモートワークを続けたい人が6割、リモートワークで効率が下がった人が6割という調査結果も出ています(産経新聞

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東日本大震災とコロナの経験

2009年の東日本大震災と、今回のコロナの経験を改めて考えてみると、今回のコロナは多くの強制力が全国的に働いたこともあり、仕事においては「在宅」か「一時休止」の2択を迫られました。

4月の終わりから、坂本たかゆきさん にヒアリングセッションを隔週1時間とってもらい、それを記録として残してます。

金井さん:
元気。この元気が、いい意味なのかは分からないけど。
がんばらなくちゃっていう感じ。必要以上にがんばってる感じかな。
3.11の時は、あきらめがついたんだけど。コロナの今は、何かできそうなことがありそうで。

そう、コロナは諦めきれなかった。いつも通り「仕事」も「暮らし」も行いたくて、創意工夫・切磋琢磨しているように思います。

「あきらめたらそこで試合終了だよ」

私にとって東日本大震災の時は「うまれてはじめて命の危険を感じた」出来事で、今回のコロナは「人生2回目命の危険を感じた」出来事でした。

2回目だから、3.11の経験や感覚を思い出して、いつも通りにできる策があるのではないかと考えていたように思います。

仕事は暮らしの一部と考える

2ヶ月間の緊急事態宣言が解除された今だからこそ、はっきりと言えることがあります。

仕事と暮らしを綺麗に2分することは難しいということ。

個々人の暮らしの中に、仕事があるという日常を前提に、個々人の暮らしにあった働き方で、事業にコミットする方がみんなが歳を重ねても長く働いていけると再認識しました。

1:オンラインミーティングにもっと慣れる(場所依存回避)
2:それぞれが自分の暮らしにあった働き方を見つける(手助けをする)
3:望まれている成果をもっと明確にする
4:違和感をすぐに共有できるツール・仕組みを導入する(放置しない)

3密に気をつけ、手洗い、アルコール消毒、うがいを徹底し、自分と家族の健康を第一に考えつつ、社会の一員として、様々なことに挑戦していきたい。

数年後に、コロナがあったから良かったね・変われたねと、胸を張って言いたいです。

2020/5/1~ 舞台芸術を未来に繋ぐ基金=Mirai Performing Arts Fund への寄付とさせていただきます😃