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リアルなことは良い悪いで測れない

GEマガジンでは、日々のリアルなことを書き残していきたいと思っています。でも、それはなぜなのか?を書き留めておきます。

一緒に働いているのに知らない

GEの働き方は「同じ場所に同じ時間出社して、同じメンバーで仕事をする」ではなく、「それぞれの場所でそれぞれのタイミングで、都度違うメンバーで仕事をする(こともある)」。

これは、相手が「知らない」ことを本人から自己申告にさせる残酷な働き方かもしれないなと思ったことがきっかけでした。

日々暮らしの中では、仕事もプライベートもそれぞれにいろいろあります。チームとして同じ時間同じ場所にいないということは

「相手の感情、体調を察する」

ことはとても難しいことです。全てが自己申告にかかっているから。

体調が悪そうなメンバーが同じ場所にいれば、「体調悪そうだね。今日は帰っていいよ」と声をかけてあげることもできますが、私たちはそうはいかない。zoom の画面越しに「体調やばい!」と自己申告するしかないのです。

(↑の話は極端ですが)自己申告しやすくしておかないと、アウトプットにも影響がでるなあと思い、リアルな感情・出来事を言い出せるチームになりたいと思ったことが最初にありました。

おみやげがもたらした効果効能

GEには地方在住で働くメンバーが2名います。岡山に住む斉木さんが先日上京した時に、おみやげを買ってきてくれました。

「ベタなんですけど、きびだんごです😅」

その場にいた私と2人でいただいて、そのおみやげを後日別のプロジェクトで一緒のメンバーに渡して、斉木さんのこと、岡山Iターンのこと、きびだんごのことを話しました。

何気ない出来事ですが、斉木さんがどんな人なのか、なぜGEで働いているのか、岡山はどんなところなのか、きびだんごは美味しい!と、雑談のきっかけになりました。

仕事をしている仲間がどんな暮らしをして、どんな気持ちでいるかを、斉木さんの参画していないプロジェクトメンバーにも伝えることができるきっかけとなりました。

その後、slackでお礼を言い合うやり取りも見えて、ほっこりしました。こういう何気ないことが私たちをチームにしていくのかもしれないなと感じています。

良い悪いで測らないことの効果効能

自己申告をするのには勇気がいります。特にその状況がネガティブであればあるほど、言い出すのは苦しく、辛い。

そんなリアルな事情を自己申告できるチームになるためには、私が判断しなければいいのかもしれないと思うようになりました。

「体調が悪くて休みたい→どうぞ(許可)。体調優先にしてね(でも仕事は期日までにやってね。サポートが必要なら私やりますよ)」

これ、必要ありますか?

実際、許可を出す側も気持ちはしんどいです。

許可を出し、休んでも仕事はなくなりませんし、締め切りも当然ありますから、チームとしてどこかで負荷をかけるしかないのです。それがチームです。

リアルなことは「事実」なので、「あ、そうなのね?じゃ、どうする?」と受け止めやすい。
かつ、オープンになってる場で、このやり取りをすると、「わたしやりますよ!」と言ってくれるメンバーが現れる。

リアルな出来事、感情を自己申告しても、どうにかするチームになればいいんだなと、考えられるようになりました。

会社員の時はこんなに軽やかに考えることはできませんでした。なぜなんだろう?この深掘りは次回にします。

#オーエンズ 」というハッシュタグをつけてくださったnoteの投稿は、一つ一つ大切に、すべて目を通すつもりです。

わたしたち一人一人が
「(あなたの)成長エンジン」であり、
「(あなたを)応援する人たち」
になりたいと思っています。

●BGM at the time of writing
「フレア」涙に負けるもんか
https://open.spotify.com/track/6ticgZxVwwP3naFwq9mPsZ?si=WojvMi6jSCCBK2xTPPiDwg

2020/5/1~ 舞台芸術を未来に繋ぐ基金=Mirai Performing Arts Fund への寄付とさせていただきます😃