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【0ヶ月の思い出】退院5日後に高熱を出した話

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産後6日で無事退院し、帰宅しました。
基本的に、1ヶ月検診までは体力の回復に努め、家事は最低限にするということがどのサイトや雑誌にも書いてあります。
そのため、里帰りする人も多いのですね。

わたしは、夫が家にいるので里帰りはしませんでした。
今流行りの育休とかでは無く、夫は自営業。
しかも、流しのミュージシャンなのでコロナ禍で開店休業状態です。
夫にとっては辛いでしょうが、わたし(とコロちゃん)にとってはラッキーと言えなくも無い。
※収入面でもわたしのほうが断然多いので、そこまで困らない。

だからと言って家事を全て任せてずっと寝てられるかというと、わたしの性格上それは出来ませんでした。
申し訳程度に布団は敷きっぱなしでしたが、昼間は1時間ほど横になればいいほう。
なんやかんや、ちょこまか動いていたような気もします。
また、夫は料理が苦手なので、ご飯はすべてわたしが作っていました。

そして退院4日後の4月9日。
この日は結婚記念日でもあり、少し遅めのお七夜のお祝いをしました。
書道家の義母が書いてくださった命名書を飾り、一眼レフや背景のスクリーン、照明まで引っ張り出して写真撮影。
夜はステーキを焼き、ノンアルコールビールも飲みました。
完全にはしゃいでますね。

その翌日、39度の熱を出しました。
これは多くの方がそうだと思いますが、コロナ禍が始まって以来、まったく風邪をひいていませんでした。
手洗いうがいやこまめな消毒、マスクの着用、そして何より人混みを出歩かないからでしょう。
久しぶりの発熱は、本当にしんどかったです。
寒くて、4月なのに布団の上に毛布2枚重ねても足りなくて震えてました。

更に、30分〜1時間ごとの頻回授乳で、しんどくても身体を起こさなくてはなりません。
(当時は添い乳をする勇気も技術も無かったため)
左胸の傷が痛み、搾乳もしていたのですが、搾乳機を分解して洗って消毒するのも辛く、手先の不器用な夫に無理矢理やってもらっていました。
どうしても起きられない時は、泣く泣く夫にミルクをお願いしました。

会陰切開の傷の痛みを和らげるために朝昼晩とロキソニンを飲んでいたのですが、それでも熱が全く下がらなかったのはビビりました。
授乳以外はひたすら寝て、お風呂も悪露を洗い流す程度にとどめて、何とか翌日に熱は下がりました。
土日だったので病院に行くこともなく、結局何の熱だったのかは謎ですが、産褥熱や乳腺炎では無さそうなので、やはり無理が祟ったのかなぁと思います。

それ以降は、なるべく横になる時間を増やすようにしました。
ソファに座るのではなく、布団で寝る、です。
昔から言われる「21日間での床上げ」は、伊達じゃないですね。

ご主人がお勤めでワンオペの方もたくさんいらっしゃる中、わたしはかなり恵まれた環境にいますが、それでも熱を出しました。
不甲斐ない思いでいっぱいでしたが、まだ生後11日で、コロちゃんもほとんど寝てるだけの頃だったのでマシだったかなぁとも思います。
これ以上無理したらあかんで、という天啓だったのかもしれません。

次回は、母乳が軌道に乗るまでのお話を書きたいと思います。

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