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【コンパクトスピーカーの中身だけを高性能品に交換(その2)】

先日までばりばり頑張っていたのですが、仕事が一段落して、その夜、長時間熟睡したら頭のスイッチが切れてしまいました。再度スイッチを入れるのですが、気持ちが動きません。

ところで、オーディオ・テクニカのアルミ筐体で、ずっしりと重たいコンパクト・スピーカー(8Ω, 30W, 3ウェイ仕様、83dB)です。少し古い家電は、現行の家電に比べますと、その作りがとても丁寧で、細部までしっかりしています。そこで先日、試しにメインのスピーカーを差し替えてみたところ割と良い印象でした。

図1

注文していた別のスピーカーが届きました。再度交換作業をしました。作業は簡単です。ネジをして古いスピーカーを取り出して、新しいものを取り付けます。端子を接点復活剤で綺麗にして、その形状についても新品状態に戻します。あとはプラス、マイナスの端子の向きだけ気をつけて繋ぎます。

図2


今回のスピーカーは、出力は100W、感度87~90dBです。中国メーカー製です。日本や中国の家電メーカーのOEM製品や部品を作っています。従前品は純粋な日本製ですが、出力も感度も低い。一方、交換品のほうは、出力も感度も遙かに高性能で、しかも安い。アンプの出力が同じでも、スペック上では音量は約4倍になります。使う側としては安くて高性能なのはありがたいことですが、なかなか意味深です。

図3


アンプに繋いでみましたが非常にクリアな音で、音量・音質ともに良好です。また、写真には載せていませんが、実際にはスピーカー前面には、金属製のカバーがあります。これはパーツクリーナーで洗浄し、エタノールで拭いて、丁寧に再塗装しました。またボディには細かな傷がありましたので、タミヤカラーを綿棒を使って細かく塗って消しました。見た目は気にならない程度に綺麗です。