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【コンパクトスピーカの中身だけを高性能品に交換】

イヤホンやBluetoothヘッドホンを使っていますが、耳が疲れます。スピーカーで開放感に浸って聴いてみたい。ただし邪魔になるので新品は買いたくない。天袋から引っ張り出してきました。オーディオ・テクニカの古いコンパクト・スピーカー(AT-SP50)です。最近ではあまり見ないアルミ・ダイキャスト筐体で、8Ω(オーム)、30W(ワット)の3ウェイ仕様です。アンプに繋いでみました。なんとなく物足りない。内部のネットワークやスピーカーの回路を調べて試算しました。そのままメインのスピーカーだけを交換しても特に問題が無いことがわかりました。

最新の4Ω、100Wタイプのスピーカーです。価格は若干高めですが、低音専用のウーファではなく、フルレンジスピーカーにしました。既往スピーカーは8Ωでしたが、それを4Ωにしますと、計算上では音量が2倍になります。(アンプの内部抵抗が低くないといけませんが)最近のアンプはどれもD級アンプ(デジタルのスイッチング回路)なので、スピーカーのインピーダンスを下げても問題ありません。また、本来はネットワークも交換する方が良いのですが、特に支障は無いので、今回はそのまま用います。

作業はいたって簡単です。ネジを4個外して、新しいものを取り付ける。試しにアンプに繋いでみました。これはなかなか良いですよ。スピーカーから聞こえるギターの音が実音のようです。おそらく磁石の性能が飛躍的に伸びたせいでしょうが、旧式と最新のものでは、スピーカーの性能は天と地ほど違うようです。明らかに鮮やかで豊かな響きになりました。交換の効果は大きいです。

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