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海乃真珠の映画・ドラマnote⑦

今期はおもしろいドラマがいっぱいでした。なかでも「グランメゾン東京」は、役者も脚本も素晴らしい、日曜夜にふさわしいドラマです。私にとってふさわしいというのは、明日からまた仕事頑張るか、と少しでも元気にしてくれるという意味です。

今週末がいよいよ最終回。1話ごとに仲間が増えたり、ぶつかりあって絆が深まったり。先週なんて、ここで働きたいです!なんて、スラムダンクじゃん!って胸熱でした。

最強チームができたいま、三ツ星が取れるのか、が最終回の見どころですが、予告ではまだまだ波乱が起きそうで…。

つづきが気になるドラマがあるって本当にいいですね。果たして最終回を見終えた時の感想は?

ここから最終回を見終えての追記

良かったです。ものすごく良かったです。

予告でキムタクが店を辞めるというシーンがあって、なんだ結局ハッピーエンドじゃないのかい!と思ってしまったのですが、全く違いましたね。店やりんこさんへの愛情ゆえに辞め、グランメゾン東京が三つ星を獲得すると男泣き、そしてエピローグ的なところでは2人の関係、グランメゾン東京とキムタクの関係は続くのだろうというところで終わる。完璧じゃん。

ほぼ全員がハッピーエンド。一所懸命働く、少しずつ結果が出てくる、たとえダメでも何かは手に入り、それは次に繋がる。キムタクがパリでの失敗(毒の混入ではない部分で)から周囲の仲間のおかげで不器用に立ち直っていく、もう少し詳しく言うと、周囲の仲間の成長を描いていると見せかけて(並行して)、キムタクが自分に足りないものを手に入れていくという過程の描き方が見事でした。日曜の夜にたくさんの人々の共感を得られたであろうまったく新しいキムタクドラマでした。


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