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繁殖する?ニシアフリカトカゲモドキ #06

 『卵の管理』
 
無事に産み落とされた卵が2つとも有精卵であることがわかりました。
次は孵化するまでの約2ヶ月間この卵等を適切な環境で管理しなければいけません。
ニシアフの卵は温度29℃〜32℃、湿度80〜90%の環境下で管理するのがよいそうです。そして、"TSD(温度依存性決定)"なので温度によってホルモンバランスの影響で性別が異なってきます。
ネットでなどで調べると31℃~32℃でほぼオス、32℃以上でほぼメス、 30℃以下ではオスメス混合になるそうです。
まあ、無事に孵化することを優先させたいのでTSDは無視して最低限の環境だけは整えないと・・・と思いました。
 
爬虫類の卵を管理するための器具は多種多様に販売されていますが、自然化では地中に埋められている卵ですので、あくまでそういう器具を使用するのは卵の管理にかかる人間の手間を軽減させる目的が大きいのかな・・・と思いました。
もちろん、専用の器具を使用した方が下手な失敗もなく孵化率は高まるのかもしれませんが、弱い卵はある程度淘汰されていくのも自然の摂理なのかな・・・とも思っています。
それに専用の器具で管理していても卵がダメになってしまっている方のネットや動画を見ていて確実な方法はないんだな・・・と思ってしまいました。
しかし、やはりできるだけ孵化させてあげたい!!と思ってしまうのは飼育者の正直な気持ちですね(笑
 
とりあえず100円均一ショップで購入してきたほど良いサイズのプリンカップに湿らせた水苔を敷き、その上に畳んだ紙ナプキンを敷きました。
水苔の上に直接置いても良いかと思うのですが、何となく水苔が劣化して発生する何が直接卵に影響をしたら嫌なので紙ナプキンを敷いて水苔に卵が直接触れないようにしました。
そして、それを孵卵器(インキュベーター)や冷温庫に入れるのではなく、ケージ内に突っ張り棒で棚を作ってその上に設置することにしました。
自分はニシアフの飼育環境が30℃程度で1日〜2日おきに一度霧吹きをしているのでこれで十分ではないかと考えた次第です。

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正直素人仕様なので、卵がダメになる可能性も考えられます。
しかし、ダメならダメでというくらいの気持ちで取り組むことにしました。
ニシアフが一生懸命に産んだ卵なので適切な設備と環境下で管理したいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、自分のこの環境もそこそこ適切な環境だと思っていますのでこれで進めたいと思います。
 
まあ、初めての経験なので本当にどうなるのかわかりませんが・・・。
 
つづく、、、
 
繁殖する?ニシアフリカトカゲモドキ #07

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