![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36606130/rectangle_large_type_2_0154bb3e5a2ec725ef58fe50d515b6ef.jpeg?width=1200)
オーラルが気づかせてくれたライブの本当に好きな部分
2020年 日常のようにあったライブ文化が一瞬にして非日常的な文化へと変貌してしまった。
画面越しでライブエンターテイメントを堪能する
演者の想いは画面というフィルターを通してでも伝わってくる
だけれども直接会って熱量を共有したい
THE ORAL CIGARETTESは有観客ライブを発表した。
告知と共に記されていたフロントマン山中拓也さんのメッセージ
「もう一度みんながライブの本当に好きな部分を見つめ直せる良い機会になると思います。」
オーラルのことだから拓也さんのことだから予想もつかないようなこと企んでいるのだろうとワクワクして、この目でその機会に立ち会いたいと思ったのが素直な感想
躊躇してしまう部分があるのは当たり前だけど今まで通りのライブ文化が日常となる未来のために動いてくれるオーラルに賛同したい、協力したい気持ちもあった
0924「ORALIUM 」at KT Zepp Yokohama
19時開演
男の人がパソコンを操作している所からスタートその男の人が「ORALIUM 」といサイトにログイン
何やら操作をしていると現れた2曲
そして曲が選ばれるとイントロが始まる
オーラルが登場する
しかし4人が向き合っていてはっきりと見えない その後もまるで4人だけの世界のようにライブは進行される
後に4人の立ち位置の意図に驚かされたが最も驚かされたことは突然スクリーンに曲の選択肢が現れたこと
次曲を自分たちがインスタのストーリーを使って選ぶのだ
60秒間与えられて観客は聴きたい方の選択肢を選ぶ。メンバーも誰も集計結果が出るまで演奏曲は分からない。
結果が出て何事もなかったように演奏して誰も見ていないかのようにMCをする。
もちろん久しぶりに直接会えたという事実に感動している自分が大凡を占めていた
その中の数パーセント寂しいと思う自分もいたのかもしれない
観客は置いていかれているのか?
そうして前半戦が幕を閉じる
休むも束の間、、。
「オーラルのライブはやっぱこれっしょ」
威勢良い4本打ちから始まったキラーチュン祭り
やっと向き合ってくれた
声は出せないけど心の中で叫んで手を挙げてヘドバンする
汗だくになるほど熱くて楽しくて対面で直接受け取るライブが一番だと肌で感じた
前半はオンラインライブを表したものだと言う
「自分たちのことを演者が見てくれないライブがいいですか?」
そう問われた時自然と首を横に振ってた
直接そこに居ないと本当の素直なリアルな気持ちや熱量は伝わらない
大好きで追いかけていきたいと思うアーティストだからライブを通して感じた気持ちはその時に直接本人に伝わってほしい
そして演者の方の気持ちもその場で受け取りたい
前半のライブはオーラルが目の前にいる事実が単純に嬉しかった
けれど置いていかれているような気持ちもあったことも確かだ
後半でそれを全てぶつけたような2時間
同じ空間で同じ時間を共有するライブ文化を守っていかないといけないしそのために少しずつでも前を向いて前進していかないといけない
私が好きだと心の底から思うライブをオーラルが表現してくれた
呼び覚ましてくれた
間違いなくロックバンド界にとって前進する一歩となった
「ORALIUM」はまだ終わっていなさそうだから今後まだ何かおもしろい企画を投下してくるのだろうと思っています
GOOD BKW!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?