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Michael Schenker Group #1

Michael Schenker Group - The Michael Schenker Group (1980)

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 U.F.Oを聴いたらマイケル・シェンカーが聴きたくなったので「神」です。U.F.Oの熱狂的なライブ盤から2年、79年には既にソロのバンドで活動していたので(病気で結局お預けになっていたみたいだけど)、一年あまりの間にここまでのギタープレイヤーに大きくストレッチした。ちなみにファーストアルバムに付けられた「神」は今に至るまでシェンカーの呼び名になっているが、彼のギタープレイに準じたネーミング。多くのファンが認める実力の持ち主で、名付け親はBurrn誌の元編集長。

 そのファーストアルバムは自身の名を冠した作品で、ジャケットが結構不気味。改めて見るとヒプノシス。表ジャケも裏ジャケもヒプノシスらしさたっぷり。コレで70年代英国ファンは聴く気になるだろう。往年の70年代ハードロックから逸脱した独特のメロディーラインを追求したブルース色がないサウンドで、シェンカーのギターには「泣き」だけが残っている。シェンカーの作曲とフレージング、メロディアスな面は実に美しく定評のあるプレイ。このアルバムは初っ端から「Armed & Ready」「Cry For The Nation」でノックアウトされる。「Bijou Pleasurette」のバッキングも誰も思い付かない事してるし、「Into The Arena」もハードロックのインストで、しギターが歌っている。しかもこのフレーズの後半部はギター教則本に載るくらい良く出来たフレーズ。「Lost Horizens」もヨーロッパ的なメロディーで美しいくかなりの名盤。70年代の色は薄れている新たなる時代の幕開け作品の位置付け。

 最近Zoomレーベルから非合法スレスレの「Reactive Live」と「Back To Attack Live」の4枚組のライブボックスセットが二種類もリリースされていて、シェンカー黄金期のライブがナマの未編集で聴ける。

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好きなロックをひたすら聴いて書いているだけながらも、聴くための出費も多くなりがちなコレクターの性は皆様もご承知の通り、少しでも応援していただければ大感謝です♪