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70s British Rock 【D・E】

Dave Mason - Alone Together (1970)

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 昔からロックの名盤としてジャケット写真をよく見ていたし、変形ジャケットで結構面白い試みのアルバムでも有名。しかもトラフィックのギタリストの最初のソロアルバムで、クラプトンが南部の音に向く時には既にそういう方向だった才人との知識だけはあったものの、どうしても手が出なかった人の作品。デイブ・メイソンの「Alone Together」。1970年にリリースされているので、その筋ではかなり早い時期でのアルバムで、参加メンバーもアメリカ南部の面々とトラフィックの同僚達というまったりした雰囲気の作品。

 「Alone Together」の音を聴こうじゃないかと聴き始めるが、これまた確かに思い切りアメリカ南部なレイドバックした70年代を象徴する音で、そういう意味ではクラプトンのデラニー時代とタメを張れるくらいのレイドバック感です。レオン・ラッセル、リタ・クーリッジ、デラニー&ボニーやドン・プレストンまで、ほとんどクラプトン参加のデラニー&ボニーと変わらない面々が勢揃い。ややギターが前に出ているので良い感じで、音もバンドも雰囲気バリバリ。見事にレイドバックしたサウンドを聴けるので英米合作バンドとして機能した作品かと。

 ただしこの手の音で毎回恒例になったのが自分の生理的嫌悪感。分かってはいたけど受け付けなかった。邪魔になる音じゃないけど好みじゃないから割と苦痛だったりする。そんなことで、最初から手が伸びなかったのは自分としては納得事例のアルバムでした。しかしこの調子だとトラフィック関連はヤバい。そもそもそういう狙いのバンドだから。

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