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「センスが良い」とは何を意味して、どこからくるのか?

自分に似合う装いを知っておくとか…
等身大の佇まいや暮らしを築くとか…

自分の苦手な事を素直に認めるとか…
自分が活きる場を自ら切り拓くとか…

身の丈を受け入れて歩んでいると、がんばり方を間違えないようにもなる。
順風満帆な事ばかりではなくとも、多少の失敗も自ら笑い話に変えている。

もしかしたら「センスの良さ」というのは…
「素直な自分でいる状態」に表れるのかも…

だから簡単なことじゃないのかもしれない。

以前、デザイン協会の会長を長年務めておられた人生の大先輩が、数年間トークイベントの運営をご一緒した際に発しておられた言葉が忘れられない。

「経済的には豊かな国にはなったのかもしれないが、日本は、衣食住に関するセンスは、残念なほど乏しい国になっている。」

競争原理を煽る社会風潮と、個人のセンスが磨かれないことには、何かしらの相関性をボクらは感じるんだよね。

競争しなくても生きていける。
むしろ、人とは競争しない方が自分を活かして生きていける。

自分にセンスがないんじゃなくて…
自分を見失っているだけかもしれないよね。

素直になって「センスの良いオトナの背中」を、次世代に魅せてみようか。

Backstage,Inc.
事業文化デザイナー
河合 義徳

#やり方よりあり方
#子供達の意識を変えたければまずは大人から
#競争と切磋琢磨は違う
#競争原理こそが成長を促すという固定観念は危険
#サッと読める大男のエッセイ


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