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好きな歌

うまく言えるかはわからないけど。
無性に、この歌について書きたくなったので。
思ったまま、でも、うまい事伝わるように、書いてみます。
出来る事なら、色んな人に聞いてほしい歌だけど。
でも、できるのなら、自分のだけに、自分の手の中に入れておきたい歌でもあります。誰にも見えないように。

No Regret Life「Life is a Symphony」という曲です。
何度かここのnoteでも触れたことはあると思うんですが。
この曲は2011年?に出た「Discovery」というアルバムに入ってます。
ノーリグが独立して、二枚目に出したアルバム・・・だったかな。
最初に聞いた印象では「Wonderful World」とか「Clocks」が好きだったんですね。
そこからもう10年以上経って、久しぶりに聞いたりするわけですよ。
なんで聞こうとか、理由はないんだけど。
たまたま取ったアルバムで、たまたまコンポにぶち込んだだけ。

当時も何度も聞いたアルバムだったけど。
時間て言うのは不思議なもので。当時では感じられなかった景色が見えたりするんです。
おっと、このままだとアルバム全部の話になりそうなので割愛(笑)

「Life is a Symphony」という曲は、歌詞もメロディーもすべてがぴったりとはまったような、軌跡みたいな曲だと思う。
当時はそこまで思ってなかったけど、なんでか、今聞くとこんなにも涙腺がボロボロになるのです。
思い出すこととか、ノーリグのことを思ってとか、色々あるんだろうけど。
曲順も最高だよね。これを最後にして、その前に「夢のあと」だもの。
いいリズムです。そしてなんともかっこいい終わり方だ。

いくつか好きな歌詞があって
【思い出せない事なら数えきれないけど 思い出した日々が左胸を刻む】
左胸を叩く、でなく刻むってところがにくい。。(私なら叩く、と書いちゃいそうだな)
記憶は年々薄れていく。でも思い出そうとすると、何かしらの思いが蘇ってくる。それが痛い時もあるし、温かいなぁて思う時もある。
そして最後にくる
【こんなにも 素晴らしい世界】ってところ。
毎回私は忘れてしまう。
色々と嫌なことがあって、叫びたくなって、ああ、やっぱどうしようもねぇーなーと下を向く。
もうどうでもいいや、とか思って。
でもふと空を見たら、空が広くて、まだ「綺麗だな」って思えてしまう。
人の優しさに触れたら、嘘みたいに救われてしまったり。
そして和奏さんの声で、【こんなにも 素晴らしい世界】と歌われたら。
アホみたいにボロボロ泣いて、何やってんだかなぁと笑えた。

そんな事もあり、いつかの東京でのライブ。
あれは去年の11月にあったSongs on the Pianoのリリース記念だったかな。
そこでまさかの「Life is a Symphony」を生で聞いて。
感情がごっちゃになって、思わず下向いて、声を押し殺したね。
ああ、こんなにも救われてたんだなぁと。
ライブCDの方にも、DVDの方にも入ってて。
このタイミングで、めちゃくちゃ嬉しかった。
ピアノで聞くこの曲は、賛美歌みたいな、ほんとそんな曲。
映像も、音源も、めちゃくちゃ良かったっす。ほんと。

この曲の経緯とか、いくつくかライナーノーツとか、インタビューでも読んだけど。
そんな事も全部ひっくるめて、自分の感情もひっくるめて、この歌が愛おしいです。だいすきです。
それと同時に、色んな思い出が溢れて、左胸が痛みます。
でもその痛みすら愛おしいと思える。そんな愛おしい歌なんです。
和奏さんのソロバージョンと、ノーリグのバンドバージョン。
両方好き。とりあえず今流してるのはノーリグの方で(笑)

竜太さんのドラムが鼓動のようで。
元太さんのベースがゆっくり脈を打って。
和奏さんのギターが飲み込むような、呼吸を吐いて。
コーラスの声が、キラキラと舞う粒子のようで。
そして歌声が優しくて。
やっぱり愛おしいなぁ。この歌が、私は大好きです。
歌ってくれて、本当にありがとう。

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