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心が雨に降られたときゃ【詩】

心が雨に降られたときゃ

 

心が雨に降られたときゃあ

涙流して 泣けばいい

それが一年に一度しかない時もありゃ

三日に一度の時もある

曇った心の空にある

ナミダの雲が溶け落ちて

心が雨に降られたときゃあ

湿った空気で息が詰まり

つめたい気温は嵐の予感

心が嵐にあったときゃ

人に頼って泣けばいい

全部吐き出しゃ涙もかれるか?

イヤイヤそんな簡単じゃあない

心が雨に降られたときゃあ

自分がみじめになってくる

その時

雨宿り場所を探すもよし

雨に打たれて風邪ひいたっていい

一人っきりのこのオイラ

心が雨に降られたときゃあ

人の親切身にしみる

人の大事さやっとわかる

「一人っきりはもう嫌だ」と

だれか

今まさに雨にうたれてる誰かのもとに今すぐいそいで馳せ参じよう

一人っきりのつらさは知っている

一人っきりの誰かと一緒に入るための大きな傘はもう用意してある誰かの心の雨粒はじくオレンジ色の大きな傘を

誰かの心の雨音をきく

心が雨に降られたときゃあ

二人一緒に雨宿りする

大きなオレンジ色の傘にかくれて

 

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