あの頃の熱量をもう一度

サブスクが登場して以来、CDを買わなくなった人も多いと思います。私ももはや推し以外のCDを買うことはなく、持っていた数百枚のCDもほぼ全て処分してしまいました。
でも、それと同時にアルバムに対する熱量も失ってしまった気がする、、この前友だちとそんな話になりました。音楽を聴いてはいるけど、流し聴きになってるよね、と。たくさんの曲をつまみ食いしてる感じ?昔みたいに咀嚼できてないなぁ、と思います。

年齢のせいなのかサブスクの特性ゆえなのかはわかりませんが、中高大学生の音楽にどっぷり浸かっていたあの頃のようなスタンスで音楽と向き合えていないのが少し淋しいのです。
CDというモノを当時の自分にとってはなけなしの3千円というお金をはたいて、わざわざお店に足を運んで買う、という行為には大きな意味があったのかもしれない。ありがたみがあったんですよね。お金がないからこそハングリーでいられたし、それは幸せなことだったんだなぁとしみじみ…

そんな薄れゆく感情をもう一度取り戻したいと、最近すごく思います。だってあの頃すごく楽しかったんだもん。
サブスクは使いません、CDしか聴きませんってことじゃなくて。リスナーとしてもっとじっくり音楽と向き合いたいなと。

というわけで、最近は流し聴きはやめて、歌詞や楽器の音色にしっかり耳を傾けるようにしています。気に入った曲やアルバムは延々リピートw記憶力の低下が著しいお年頃の私でも覚えるぐらい聴き込む。すると、今まで気づかなかった色んな発見があって面白いんですよね。
発見って言っても自分の中で何となく感じるだけで、うまく言葉にはできないけれど。このフレーズかっこいいなぁ、レスポールのクリーントーンもいいな、とかその程度ですが。集中して聴くと歌詞の世界観にももっと深く入り込める気がします。

ギターもうまくなりたいけど、うまくなるためには練習だけじゃなくてやっぱりたくさん音楽を聴くことが大事です。音感やリズム感も音楽に触れ続けていないと磨かれませんから。好きなものには真剣に向き合って、とことん追求していこうと改めて決意したのでした。

それでは今日はこのへんで。
せーのっ!おつかれ~!

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