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究極のオーヴァードライヴ「Strawberry Red Overdrive DLX」。限定生産盤のJaponism Editionを現役ギタリストが本気レビュー。
新しい機材を手に入れたので、ご紹介します。
One Control「Strawberry Red Overdrive DLX Japonism Edition」。
![](https://assets.st-note.com/img/1642835131035-nvwt8Ne9Lo.jpg?width=800)
YouTube動画では実際に試奏レビューをアップしました。
こちらでは読み物としてレビューをアップしたいと思います。
入手した経緯
今回「Strawberry Red Overdrive DLX Japonism Edition」(以下、SROD DLX)を入手するきっかけになったのは、メーカーのOne ControlさんがTwitterにて展開されていたお年玉企画。
One Controlよりお年玉企画やります!
— OneControlJp (@OneControlJp) January 1, 2022
One Control STRAWBERRY RED OVERDRIVE DLX Japonism Editionを1名様にプレゼント致します🎁
1,@OneControlJp をフォロー
2,このツイートをRT
応募は1/15 23:59まで
皆様どうぞよろしくお願いいたします! pic.twitter.com/fQDBjQsa1G
One Controlさんのアカウントをフォローして当該ツイートをRTしたアカウントの中から抽選でプレゼントというもの。
こちらの企画に応募し当選しました。One Controlさん、あらためてありがとうございました!
Japonism Editionのデザイン
かつて日本芸術が世界の芸術家をも虜にしたように
Japonism Editionは、One Controlの美しい筐体に世界で知られる日本文化の1つ、浮世絵を描きました。
期間限定生産となります。
アルミ削り出しの現代的な筐体だからこそ映える日本の魅力を足元に置いてお楽しみいただけます。
浮世絵がデザインされていることは以前から見かけていて美しいと思っていたのですが、実物を手に取って眺めるとそこには想像以上の感動がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1642835411157-dQ3R1wkzcm.jpg)
単にステッカーなどを貼っただけではなく、ひとつひとつ彫り込んだかのような細かい作業がうかがえます。光の反射によって色味を変えるのも魅力的で、近づいて観察してみると立体的なフィニッシュになっていることがわかります。
![](https://assets.st-note.com/img/1642835428006-uKdEAitPBD.jpg?width=800)
まさに職人技が光る芸術。オンオフの際に足で踏むのが悪いと思えるくらいです。
常時ONでかけっぱなしにしたい機材
せっかくの機材なのに踏めなくては使えないな、困ったな、もう一台買うか?など迷っていましたが、そんな心配は無用だということに、僕は音を出してすぐに気が付きました。
これ一台でほとんどのことは問題なく出来るので、スイッチはオンのまま、かけっぱなしでOKだということに気が付いたからです。
かけっぱなしなら、いちいちオンオフで踏み込むこともありませんので、せっかくの浮世絵を汚してしまう心配もありません。さすがすぎて溜息が出ます。
豊かな倍音とサステイン
SROD DLXの最大の特徴は、豊かな倍音にあると感じました。
フルボリュームでしっかりとサステインが保たれることも、もちろん素晴らしいのですが、僕が特に驚いたのはボリュームを絞った際にも豊かな倍音がしっかりと残されていること。
ギターボリュームの操作でゲイン量を調節する奏法自体は珍しいものではありませんが、場合によっては、ボリュームを下げると同時に倍音や高音の煌めきも共に失われて音がヘタレてしまうこともあります。これは演奏のモチベーションを下げたり、プレイヤーにとっての不安要素となりえます。これを解消するために、歪の量によって使用するペダルを変えるシーンも少なくありません。
SROD DLXは極限までギターボリュームを絞ってもしっかりとオイシイ部分が残ってくれているので、躊躇なく上げ下げができ、ハイゲインから心置きなくクリーンへ移動ができます。ペダルを踏み変えることなく音色の変化を体現できるので、実に自然な音触であることもまた魅力的です。
ギタリストの求める音色変化にがっつり喰らいついてきてくれる、そんなレスポンスの良さが魅力的な一台ですね。
こんな人におすすめ
歪エフェクターに求めるものは人によって様々ですが、SROD DLXを使ってみた感想としてこの機材は以下のような方にお勧めできると思われます。
・アンプライクであることをペダルに求める人
・手元の繊細なタッチやボリューム操作など、演奏のニュアンスにこだわりがある人
特に、演奏のニュアンスにこだわる人にはマストでお勧めな機材です。演奏に対しての追従性が良いということは、裏を返せばプレイヤーの腕が如実に反映されるということであり、ごまかしが効かないということでもあります。SROD DLXをつなげて練習するだけでも、多くの気付きを得られると思います。
ジャンルとしてのおすすめは、良い意味で特にないですね。。デスメタルなど極端な歪を必要とする場面を除いて、ポップスからロックまでオールジャンル全く問題なく使えるはずです。
実演はYouTubeで
SROD DLXが家に届くまでの間、僕はこの動画を見てイメージを膨らませていました。とても分かりやすいです。
英語がわからない人は僕の動画をどうぞ。笑
僕が見た限りでは、SROD DLXを日本語でここまでガッツリ解説している動画はほかにありません(2022/01/22時点。今後、変動する可能性あり)
スペックや価格など詳細はOne Controlさんホームページよりご確認ください。
■Strawberry Red Overdrive DLX Japonism Edition
■Strawberry Red Overdrive DLX
■One Control HP
■One Control Twitter
https://twitter.com/OneControlJp
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