ソフトウェア開発201の鉄則: 原理15:一般:見れば見るほどもっとよいものが欲しくなる

要旨

* 高機能・高性能であればあるほど、顧客はさらにもっと多い・高いものを求めたがるものだ
* リリース後、顧客からたくさんの、そのような要求があることを理解し、管理、技術、プロセスといった面で備えよ
* ドキュメントに変更履歴を記載する、構成管理システムを導入する、ソフトウェアの設計は変更に強くしておく、といったアプローチが挙げられる

解説

こ「高機能・高性能であればあるほど」なんですね。たしかに。顧客は、

「今知っているレベルよりより高いものを常に」かと思っていました。じゃ、あまり機能や性能が立派でないときは、求めないんですかね。あきらめるのかなw

そう、頑張って立派な成果を出せば出すほど、いい意味で欲がでるんでしょうね、お客さんは、もっといいものを求めるように、なります。開発者にとっては、嬉しいような、つらいような。

それより、大事なことは。

顧客というものはそういうものなので、それを受け入れて、最初からソフトウェアの設計・実装、プロセス、管理のあらゆる面について、変更や追加に対して柔軟にしておきなさい、ということ。

201の鉄則中にも、このための原理がいくつもある。「システムは漸進的に成長させよ」「ソフトウェアは変化し続ける」、、などなど。





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