メイキング① アナログっぽいデジタルイラストを描くコツ
いつも何故か塗りの工程が迷走する&コロコロ変わって時間がかかるので、備忘録がてらメイキングなんてやってみようと思う。前にやったのは2~3年くらい前だったか…大まかなことや、やりたいことはあまり変わってないけど、工程やツールが大幅に変わったので。
去年か一昨年あたりからsaiからクリスタに鞍替えした。めちゃくちゃ便利で早く変えればよかったと思った。安いし。
「塗りが好き」とよく言われるし…なんかまあなんかの参考になれば。ブラシとかの紹介もしようと思います。ただかなり面倒な工程な自覚はあるので…楽できるとこは各々端折ったほうがいい。
まず、私の絵の特徴というか、目指すものは「水彩(アナログ)っぽいデジタルイラスト」です。古い絵ですが…このタッチはもう5~6年位前から自分なりに研究して続けています。下の絵はsai使ってた時のですが…ちょっと日本画っぽくしたり…
この絵はだいぶ水彩ぽく塗れて気に言ってるんだけど、古すぎてデッサンとか今見ると死にたくなります。古い絵は体に悪いのでここは軽く流し見してください。
こういうタッチは大体下記の三つを意識すればそれっぽくなります。
①テクスチャ ②水彩境界 ③混色
①の「テクスチャ」についてはいわゆる「水彩テクスチャ」を使います。水彩絵の具を適当に垂らした画像を使うことが多いです。私はよくここの素材を使ってます。高解像度でフリーなので。クリスタアセットとかにもたくさんあるから、勝手がいいのを選べばよいかと。
テクスチャ選びのコツはモノクロにしたとき極端に色の薄い部分と濃い部分の差が大きくないものの方が、後々の工程の時楽です。
②の「水彩境界」、最近は大体のイラストソフトについてるのでデジタルで絵を描く人なら大抵ご存じかと……下みたいなやつですね。①と②があると大抵アナログっぽくなる。便利。
だけど③の「混色」をひと手間加えるともっとアナログっぽくなります。
下の絵の丸部分がそうです。一つの影の中に色んな色をちびちび混ぜているのがわかると思います。コツとかはまた次のメイキングにて…
以上3点を意識すると、アナログっぽいタッチになります。
次から工程ごとにお話しするけど、途中から案の定スクショ忘れた。まあやることは基本同じことの繰り返しだからいいでしょう。備忘録だけど、何かの参考になれば幸い。以下のイラストを使ってメイキングまとめます。
とりあえずメイキングまとめるまでにみんな羅小黒戦記を見てください。
お願いします。マジで。
羅小黒戦記はいいぞ。
次回。②ラフ~下塗りへ続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?