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わたしはすぐに忘れてしまう
エッセイを書くということをはじめて数週間。
毎日のなかで心動いた瞬間をとらえる能力は、すこしあがったように思います。
心が動いた、と感じたらすぐにメモを取ることを大切に。それは書くきっかけとなった弥太郎さんのご著書やこれまでの経験から、はじめるときに意識しようと考えていたことでした。
電車でも、食事前でも、できる限りすぐにペンを取りノートに書きつける。
スマホを使わずアナログに書くことで、息子の前で記すことへの罪悪感もすくないですし、なんだかすこし本物みたい、なんて思ったりして。
おかげでノートに箇条書きになっているトピックはたくさん。……のはずが、いざ文章を書こうと思うと書けないのです。
このメモを書いた瞬間からたった数日しか経っていないのに、「これを残しておきたい!」という強い思いがもう思い出せなくなっていました。
一方ですこし時間をとってそのときの感情や心の動きを言語化してあるものについては、多少時間がすぎていても、その感覚を鮮やかに思い起こすことができました。
そのときの嬉しさと言ったら。
ごくごく個人的でささやかで大切なその心の揺れ動きを、何度でも感じることができることが、こんなにも喜ばしいことだとは知りませんでした。
人は忘れる生き物。(特にわたしはそのスピードがはやい気がしています)
メモをとっていたとしても、できる限りタイムリーに言葉にする、というのを意識することに加えておこうと思います。
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