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子育てで自分の好きが新たに見つかる
リビングのベビーサークルの定位置に立てかけてある赤いお絵かきボード。わたしの母が孫である息子に贈ってくれたものです。
いつもと同じように息子と遊んでいた今朝、ふとボードが目にはいりました。息子の笑顔が見たくなったわたしは、よろこんでくれそうななにかを描こうとペンを持ちました。
昔から絵は苦手です。自由帳や手紙に描くようなイラスト的な絵も、美術の時間に筆で描くような絵も、うまく描けなくて、苦手意識があります。
そんなわたしが今朝絵を描こうと思った理由は、息子の笑顔のほかにもうひとつ。とりあえずやってみる、楽しんでみるという姿勢をみせたかったからだと気がつきました。
わたしは失敗がいやで挑戦しない選択をしてしまいがちですが、息子には下手でもいいからとりあえずやってみる気持ちを大切にしてほしいと思っています。そう願うからには、親として背中を見せなければ。息子がいなければ「いえ、大丈夫です……」と断ってしまいそうなことも、とりあえずやってみることは多くなりました。
そうしてやってみるうちに、あれこれ案外すきだったのかも、なんて発見もあったりして。子どもの笑顔のために、子どもに背中を見せるためにやってみて、自分の新たなすきを発見できちゃったりする。
育児ってそんなことがたくさんあるんですよね。なんてしあわせな営みなのでしょう。
ちなみに、そうして描きあがったはじめてのエルモ。どうにも様子がおかしくて、わたし自身が笑いがとまらなくなってしまいました。そんな母にどうかなと聞かれた1歳1ヶ月の息子が見せたのは、愛想笑いのような笑み。その反応がまた最高におもしろく、母はしばらくひとりでおなかを抱えているのでした。
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