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またケロロの話

最近二次創作をするまでに至ったケロロ。テレビシリーズをまだ見終わってないんですが、見終わったらとんでもない虚無期間が来るのではと戦々恐々しています。

ところでケロロの「隊長の資格」たるケロンスターについてなんですけど。作中のみんなが「なんでケロロが持ってんだ」的な反応だったのが気になりまして。

ケロン星にはキルルを始めとする「条約前の武器」なるものが存在しますが、それはつまり協定かなにかが結ばれるまではドンパチ主体の血生臭い歴史があったということ。逆に言えば、今はそういったものが悪とされているのだろうと考えられます。まあギロロみたいのもいるくらいなので、武力制圧も致し方なし的な面もあるんでしょうけど。基本的には平和主義なのかなと。

で、そんな中で例えばガルル中尉みたいな人がケロンスターの素質ありとされていたらどうなのか。ガルルさんは完全に軍人気質で、強行手段も武力制圧も行えてしまう人です。でもそれじゃあ困るのが現在のケロン星なんじゃないかなと。

逆にケロロはといえば、侵略しにいった星の文化に傾倒し、あまつさえそれが犯されることに恐怖する。それはつまり、武力制圧どころか文化的な侵略すらもできないということです。

しかしそれは、他星の文化を尊重し、人々の暮らしを理解した上で、円満な侵略が可能かもしれないということ。加えてケロロは口達者な面もありますし、ワンチャンスピーチだけで侵略も可能かも。そういった点で「今のケロン星の風潮に一致する」隊長だったんじゃないかなと思ったわけです。

ただ、ケロンスターを継承するためにわざわざクローンだなんだを用意するところを見ると、意外とやっぱりケロロみたいなのは希少なんですかね。基本はギロロやタママみたいに、「イザとなったら全部凪ぎ払えばいいや!」みたいな感じなのかも。クルルもなぜか毎回自爆ボタンだなんだと危険なボタンを作ってますし(本当になんであんなもん付けてんだろう……)、まだまだ物騒な空気があるのかな。

そう考えるとドロロも隊長の素質がありそうな気がちょっとしますが、やはりケロロ独自のものと言えばあの身勝手さでしょうか。他人のことなどお構いなしに突っ走る面は、ある種のサイコパシーを感じます。リーダーの素質を持つ人間やカリスマ性のある人間にはサイコパスが多い、なんて話もありますし、ケロロも意外とサイコパスだったりしてね(この場合のサイコパスは、「他人の気持ちは分かるが理解できない」「自分が正しいと思いこんでおり、行動が早い」「特定の対象以外に冷酷」などの特性を指します。間違ってたらごめんね)。

サイコパス性が遺伝するかどうかは現在分かっていないそうですし、そこを「隊長の素質」とするならば、やはりクローンが手っ取り早いんでしょうね。


……とまあグダグダ書いてたらこんな時間(22時55分)になってしまった。寝なくちゃね。

以上、Twitterでは呟いてもしょうがないテキトーな妄言でした。それでは。

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