Luma AIがリリースした動画生成AI、Dream Machineをレビュー
今回は動画生成AIのDream Machineについて話しました。
より詳しい内容はポッドキャストで配信しています。音声で聴きたい方はこちら。
こんにちは、ロボシンクの矢野です。
今回のテーマは動画生成AIのDream Machineです。いつものように時間がない人向けにサクッと説明していきます。
Dream Machineってなに?
アメリカのスタートアップLuma Labsがリリースした動画生成AI
Luma Labsは元々3DモデリングAIを開発している会社
Dream Machineはテキストや画像から動画を生成する
無料で利用できる。そしてクオリティが高い
無料で利用できクオリティが高いのがSNSで人気になっている点ではないでしょうか。
6/13にリリースされてからまだ1週間ちょっとですが、現状使える動画生成AIの中でもトップクラスにクオリティが高いと思います。
Dream Machineの特徴
生成動画は5秒(ただし延長可能)
動画修正機能は近日、実装予定
プロンプトでクオリティが大きく左右される
公式も説明していますが、プロンプトには具体的な指示や描写を含むと良いとされています。
公式が出しているプロンプトガイドのリンク貼っておきます👇
無料版と有料版の違い
無料版は月に30動画まで作成可能
ただし、動画には透かしが入る
無料版は商業利用できない。商業利用は有料プランから。
有料プランは29.99ドル(約4700円)から→月に150動画追加
料金プラン:29.99ドル、99.99ドル、499.99ドルの3種類
高いと言えば高い。だいたい動画1つ当たりの制作コストは31円くらいです。
ただ有料プランになると無料プランに優先して動画を生成できるのでサーバーが混んでいる時は有利ですね。
使ってみた感想
生成される動画は実写と区別が付かないほどのクオリティではない
ただし、中には見分けが付かないレベルの動画が生成されることも(特に風景動画)
動画の破綻が少ない
カメラワークがうまく機能する
100発100中で狙った動画が生成できるわけではない。割と失敗する
概ねクオリティが高いというのが第一印象で、割と失敗するなという印象もありました。
なんというか..失敗もするけど成功した時のクオリティとの落差が激しい。そんなところでしょうか。
「画像全体を固定して一部だけに動きを付ける」そんな動画も作りやすいです。
後日談。Gen-3がリリース
RunwayのGen-2超えっちゃったかなーと思っていたら、RunwayがGen-3をリリースしてきました。
バチバチですね!
私が確認した時点ではまだ使えませんでしたが、近日中に公開されると思います。
デモを見る限りSoraに近いくらいのクオリティがあるような..
2024年は引き続き動画生成AIのトピックが熱そうです✌️
Dream Machineはこちらから利用できます。
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