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新しい画像生成AI、FLUX.1の使い方
[読了目安: 3分]
NO AI(人間が書きました✍️)
AI系ポッドキャスト(耳で学ぶAI)運営の矢野哲平(@robothink_jp)です。この記事では新しく登場した画像生成AIのFLUX.1を試してみます。
👨💻対象読者
- 画像生成AIに興味がある
- または画像生成AIを使ったことがある
🎉記事を読むとできること
- FLUX.1について知ることができる
- FLUX.1を使う方法を知ることができる
FLUX.1
2024年8月に新しく登場した画像生成AIです。開発はBlack Forest Labsという会社で、なんとStable Diffusionの開発者が立ち上げた企業でもあります。
現状モデルは3つ。Pro, dev, schnell(シュネル)です。
ProはFLUX.1の最高モデルであり商用利用も可能。
devは非商用向けのモデルで個人利用や開発者向けでしょうか。
schnell(シュネル)はドイツ語で「速い」のような意味。FLUX.1の中での最速モデルです。ローカル開発と個人的な利用のために調整されています。
FLUX.1を使う
FLUX.1を使うには大きく分けて2つの方法があります。自分のパソコンで環境を整えて使用するか、オンライン上で使用するか。
この記事ではオンライン上で簡単に試せる方法を解説します。
オンラインで使用する場合、Hugging FaceかReplicate、fal.aiの選択肢になります。
Hugging Faceならログイン不要でそのまま試せます。ただし、モデルはdevかschnell(シュネル)になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1723358080100-KTtGoGbQmW.jpg?width=1200)
ちなみに、Advanced Settingsからアスペクト比など色々細かい設定ができます。Number of inference stepsを大きくすると品質が向上しますが、生成まで時間がかかるようです。
Replicateやfal.aiではGithubアカウントでのログインが必要になりますが、個人的にはfal.aiがおすすめです。(無料で利用できる枠が多い)
ちなみにAPI経由で画像生成する場合、1枚あたりの金額はおよそ8円ほどです。
Midjourneyの場合、月額10ドルで200枚までなので大きくコストは変わらない感じでしょうか。
FLUX.1はAPIがあるのが良いと感じました。ちなみにMidjourneyは"公式"のAPIはありません。
所感
なんと言っても人物画像ですね。かなりクオリティ高いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1723358216044-l1GnX9ZQhA.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1723358211276-MUoBabQnR5.jpg?width=1200)
ピクセルアートもまずまず。
![](https://assets.st-note.com/img/1723358225585-pn21T3BU8E.jpg?width=1200)
一方でアニメ風のイラストはMidjourneyに比べると若干弱いと感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1723358233741-SzLBdpgq5b.jpg?width=1200)
ちなみに画像への文字入れも得意とのことです。(メニューにFlux.1と入れています)
![](https://assets.st-note.com/img/1723358765759-odLP5xraeV.jpg?width=1200)
今まで人物画像の生成と言えばMidjourneyが強かったですよね。
ですがFLUX.1も侮りがたし、です。
日本語で試す
日本語でも生成できます。が、ハルシネーション率が驚くほど高いので英語推奨。
英語プロンプトを日本語に翻訳して出力した画像になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1723359027800-0wUx74ZVxC.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1723359068081-gFkHDKI7C5.jpg?width=1200)
全く違う画像になっていますね…🤔
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