🎧Perplexity使ってる?検索特化の生成AIで変わる検索体験
こんにちはロボシンクの矢野です。
いきなりですけどPerplexity使ってますか?まだ使ったことがない方や初めて聞いた方もいるかもしれません。この検索に特化した生成AIであるPerplexity AIについて話していきます。
記事はポッドキャストでも配信しています。音声で聴きたい方はこちら。
Perplexityの概要
Perplexity AI(パープレキシティ)は、ChatGPTやGoogle Geminiのような対話型の生成AIです。
1点違うのはChatGPTやGeminiと異なり検索に特化していること。
ChatGPTのような画面でAIとやり取りをし、質問すると回答が得られます。また、場合によってはPerplexityが質問を返してくることもあります。
回答のもとになったソースも提示してくれるので、さらに深掘りしたい場合は該当のソースへ移動することができます。
Perplexityを使うメリット
検索に特化しているため検索しやすい
調べ物をする際の速度が速い。
ChatGPTには知識のカットオフがあり最新の情報にアクセスできないのに対し、Perplexityはインターネットの情報にアクセスして最新情報を取得できます。
検索範囲を絞ることも可能
Perplexityにはフォーカス機能というものがあります。
これは情報を取得する際にインターネット全体で検索するのか、公開された学術論文に絞るのかというように検索元の情報を絞ることもできます。これによって返ってくる情報の精度をコントロールできます。
また、検索せずにテキストを生成することも可能。つまり、ChatGPTのような文章生成として利用できます。
課金者には大盤振る舞い
Perplexityは無料でも利用できますが、有料版では使える生成AIのモデルの幅が広がります(GPT-4、Claude3、Mistral Largeなど)。
月額20ドルとChatGPTやClaudeの有料版と同じ金額です。決して安い金額ではないんですけど、20ドルを払えばGPT-4やClaude3 Opusのような高性能なモデルを使えるのは大きいです。
ちなみに、GPT-4やClaude3 Opusを使おうとすると月額40ドルかかってきます。考え方によってはお得ですよね。
そして、有料版では画像生成やファイルのアップロードもできます。
Perplexityのデメリット
回答に時々英語が含まれることがある
長文を含む回答になるとパフォーマンスが落ちることがある。
文章生成に関してはChatGPTやClaude3の方が使いやすい
回答が英語になる点に関してはプロフィールページの設定で優先言語をに日本語にすることで回避することもできます。
生成AIの登場により検索エンジン周りで起こっていること
生成AIの登場により、検索体験が変わってきていると感じている人も多いと思います。
従来の検索エンジンのフローは、
キーワード入力
👇
青いリンクの羅列からリンクをクリック
👇
ページから答えを探す
このような手間がかかるプロセスでした。検索エンジン以外に選択肢がなかったので、このような手間を当たり前として利用していました。
しかし、生成AIの登場により状況は変わりました。
質問すると答えがすぐに返ってくるようになりました。
さらにPerplexityのような検索特化の生成AIが登場したことで、以前のような手間のかかる検索スタイルに戻るのは個人的には難しいと感じています。
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