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【最新版】ChatGPT無料版と有料版の違いは?

 [読了目安: 4分]

NO AI(人間が書きました✍️)

AI系ポッドキャスト(耳で学ぶAI)を運営している矢野哲平(@robothink_jp)です。この記事ではChatGPT無料版と有料版の違いを解説します。

👨‍💻対象読者
- 現在、無料プランを利用している
- 有料版への加入を検討している

🎉記事を読むとできること
- 有料版加入の判断材料を知ることができる

私の結論

ChatGPT有料版へ無理に加入する必要はないと思います。
端的に言うとケースバイケース。
私は業務で毎日ChatGPTを使っているので有料版に加入しています。一方でライトユーザーは無理に加入する必要はないと考えています。
違いは後述しますが有料版に加入すると月額3,000円位しますからね。
1年前なら有料への加入を次のような理由でおすすめしていたかもしれません。

  • 無料版で利用できるモデルの性能が低かった

  • 無料版は何かと機能の制限が多かった(画像生成できない、GPTs使えない..etc)

  • 代替手段が少なかった

現在は上記と逆のことが起きています。

  • 無料版でも有料版と同じ性能のモデルを使えるようになった

  • 無料版でも使える機能が充実してきた

  • 天秤AIのような会話型生成AIを無料で使える代替サービスが登場してきた

肌感としてChatGPT有料版と無料版の差は年々縮小しているように思います。

判断材料

詳しい違いは後述しますが無料版と有料版の違いをざっくり言うと、制限の違いです。
例えば入力できる文字数であったりファイルアップロード上限であったり、GPTsを使えるけど自作できない、というような点です。
そのため判断材料としては「使用する中で不便を感じたら」が検討のシグナル。
現在の利用頻度で特に制限もかからず使えていれば無理に有料版へ加入する必要はないでしょう。
有料版のその他の特典は最新機能がいち早く利用できる点でしょうか。
直近ではSearchGPTと新ボイスモードが有料ユーザー向けに早期解放すると言われています。

無料版と有料版の違い

それぞれを詳しく解説します。

金額

有料プランの金額は現在、月額20ドル(3,000円ほど)になります。支払いはクレジットカード。

モデル

モデルとはChatGPTのエンジンのようなもので回答精度を左右します。
以前までは利用できるモデルに差がありました。ですが現在は無料版も有料版も使えるモデルはほぼ同じです。
ただし、最新モデルのo1-previewとo1-miniは無料版では使えない点に注意しましょう。

ファイルアップロード

アップロードできるファイルの種類は同じになります。
ただしアップロード制限が異なります。制限はよく変わりますが端的に言うと有料版に比べて無料版の方がアップロードできる回数などに制限を受けます。
ChatGPTでよくファイルアップロードを使うケースでは有料版の検討をしてもいいかもしれません。

GPTs

GPTsとはチャットボットを自作、共有できる仕組み。例えば、論文の要約に特化したチャットボット(GPTs)や文章制作に特化したチャットボットがあります。
GPTストアという世界中のユーザーが作成したチャットボットが公開されている場もあります。ちょうどApp Storeのようなイメージです。

無料有料の話しに戻しますね。
無料版ではGPTsの"利用"はできますが"作成"はできません。
一方で有料版では"利用"も"作成"もできます。
この違いはかなり大きいと思います。
世界中のユーザーが作ったGPTsを自分の環境にインストールすることで、今まで以上にChatGPTを便利に使えます。
しかし、自分の利用用途に1番フィットするのは自作したGPTsなんですよね。
例えば、私は文章校正に特化したGPTsを自作しています。よく間違う箇所をプロンプトに入れ込み自分用にカスタマイズしています。
こうしたことはGPTs自作のメリットと言えます。
現時点で言うと、ChatGPTの有料版を課金する1番大きな判断材料になるのでは?と思います。

画像生成

2024年8月9日に急遽、無料ユーザーにも解放されました🎉
今まで画像生成は有料ユーザーのみでしたが無料ユーザーも使えるように。

無料ユーザーの場合、生成できる画像の枚数は1日2枚となる点に注意しましょう。それでも嬉しいアップデートですね。

Web検索

チャット上からWebの情報にアクセスするWeb検索機能は無料・有料に限らず使うことができます。
ただし、2024年10月にアップデートされたWeb検索の上位互換、ChatGPT Searchは無料ユーザーは使うことができません。

アドバンストボイスモード

2024年9月に追加された機能で従来の音声会話より高度な会話が可能です。

無料版でもアドバンストボイスモードは使えますが利用制限がある点にご注意ください。

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