相鉄・東急直通線開業を体感してみました
まさか相鉄線に東急マークをつけた車両が走る日が来るとは思っていませんでしたが、相鉄・東急直通線開業でいろいろと新しいことが起きているようです。
開業から4日目の3月22日、海老名駅から東京方面に出向く用事があったので乗車してみることにしました。
行先は都営三田線の三田駅です。これまでなら横浜駅に出てからJRか京急で品川方面に向かい、地下鉄に乗り換える必要がありました。
それが今回の相鉄・東急乗り入れにより、何と乗り換えなしで三田駅まで出向くことができるようになったのです。
下記の特急・高島平駅行きに乗車してみます。
海老名駅のホームにはこのようにたくさんの路線名が表記されています。今回新しく開通したのは、東急新横浜線とよばれる、新横浜‐新綱島‐日吉のわずか5.8kmなのですが、これにより横浜市から川崎市の武蔵小杉を抜けて、都心に出ることができるようになりました。
ホームで電車の到着を待ちます。海老名駅もいろいろと改装中なので、このホームも将来はもう少しきれいになるのでしょう。まだ、ホームドアもありません。
さて、到着したのは東急の3000系車両です。
東急のマークも見えます。
特急・高島平駅行きと表示されています。ちなみに都営三田線は、高島平駅の次に新高島平駅、西高島平駅(終点)と似たような名前の駅が続いており、高島平駅は終点ではありません。
車内は黄緑&緑のシートと茶色の床で、まだ新しい車両のようでした。
さて、出発です。こちらの表示のように、新横浜駅から急行になるとのことです。
海老名駅から新横浜駅までは26分、日吉駅までは31分です。
これだけの路線を乗り換えなしで乗車できるのは信じられませんが、1時間5分で、三田駅まで到着しました。検索サイトなどでは表示されないこともあるかもしれませんが、地下鉄の三田駅はJR田町駅とほぼ同じ位置にあります。地上に出るとJR田町駅になります、
というわけで、乗り換えなく、快適な乗車ができました。もちろん、ここまで便利に乗車できる車両は1時間に1本ほどと限られていますが、上手く乗車できれば便利なことに間違いありません。ただし、複数路線の乗り入れにはつきものですが、どこかの路線でトラブルがあると、すべてに影響してしまうということが予想されます。
相鉄線というと、横浜と海老名を結ぶ路線というイメージが強くありましたが、今回の乗り入れで横浜駅がやや置き去りにされたという感じはします。
私は横浜‐海老名の乗車が多いので、ここが一つの車両に乗車でなく、西谷駅や二俣川駅で東京方面からの特急に乗り換えた方が早かったり、湘南台行きの快速にうっかり乗車してしまうなど、いろいろと気にかけて乗車しなくてはならない点は、やや不便になったかと思っています。
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