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【詩集】忘れ物がかり

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忘れた頃に詩を書いています
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2020年11月の記事一覧

微炭酸ムーブ

3日振りに会ったら ポメラは虚ろな目を向けた もう僕を忘れたか ・ ああ 開けっ放しにして…

ロボモフ
3年前
8

素晴らしき秋

おー秋よ おー素晴らしき秋 それらしきものはなくても どこまでも歩きたくなる 薪を割ってよ…

ロボモフ
3年前
10

正しいおばあさん

おばあさんの気がかりは 通帳の残高 ありあまるほどあっても それほど気になるものか 歳を取る…

ロボモフ
3年前
8

西日の千日手

おじいちゃんの部屋は 特別離れた場所にあり いつでも西日の中にあった 僕が右に銀を繰り出す…

ロボモフ
3年前
7

遠いゴール/名前をつけて

 つかまえようと手を伸ばしたが、イメージは指の間をすり抜けて行く。見えているようで、ある…

ロボモフ
3年前
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