経営50年

スズキの鈴木修会長、退任の報。40年以上の経営である。
ETロボコン東海地区大会は当初浜松で開催しており、またWRO Japanの浜松予選会もあり、浜松市、静岡大学、浜松ソフト産業協会といった産学官連携の地域人材育成「浜松ITキッズプロジェクト」での活動協力等もあって、知人も多くいる。
軽自動車を普及させ、インドで事業トップを確立し、「修会長がいるから浜松じゃ70才の社長はハナタレよ」と知り合い経営者らが話していた巨人である。オイラが若い頃の「アルト49万8千円」のCMが強烈だった。
この報を受けた時、たまたま任天堂のビジネス分析のセミナーを聞いていた。中興の祖、山内溥・元社長は経営50年以上である。
ともに、信念を持ち本質を貫き通し勝つまで進んだ年輪である。

浜松は「やらまいか」精神の地である。近代、工業に力を入れ、ヤマハ、ホンダ、スズキを始め、オートバイ、自動車、楽器、そして半導体、ソフトウェアまで続く。「リーマンショックまでずっと右肩上がりだったんだよ、それがコケタからリーマンショックの影響は甚大だった」「もっと教育せにゃっいかんて気がついたんだよ」と、WRO Japan浜松予選会の立ち上げの時に浜松の経営者のみなさんからお伺いした。「ということで、小林さん手伝って」と言われ、それはもう返事はハイかYESしかないのであった。
浜松のみなさんの目は未来を見ている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?