米Apptronik社はヒューマノイドロボット「Apollo」を発表

2023年8月23日付The RobotReportによると、米Apptronik社はヒューマノイドロボット「Apollo」を発表した。

Apptronik社は、2020 年後半に商用人型胴体研究プラットフォーム「Astra」を開発しており、双腕操作と手と目の調整の複雑さを解決して知覚と把握の基本要素をトレーニングし、Apolloを開発した。

Apolloは、5フィート8インチ(172 cm)、体重は160ポンド(72.5kg)で、55ポンド(25kg)を持ち上げることができ、交換可能なバッテリーで4時間稼働する。関節内のリニアアクチュエーターの斬新な設計により、複雑さを軽減しながら材料コストを削減し、システムの信頼性とサポート性を向上させた。また、安全性を重視し、協働ロボットの操作と同様に、視覚認識と力の感知を利用して、人間がApolloに近づくと減速または停止する。さらに、Apollo がつまずいて転び始めた場合は、丸くなることで、自身と周囲環境へのダメージを制限する安全手順が備わっている。

同社は今後、Apolloを箱、トート、木箱を移動するために導入することを計画しており、2024年末の発売を目標としている。

出典：
2023年8月23日付　The RobotReport（英語）
https://www.therobotreport.com/apptronik-unveils-apollo-humanoid-robot/
Apptronik 「Apollo」（英語）
https://apptronik.com/product-page