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米Johnson & Johnson社、脊椎固定手術向けロボットシステム「VELYS SPINE」を発表

2024年8月2日、米Johnson & Johnson社の整形外科事業本部DePuy Synthesは、脊椎固定手術用に設計されたロボットとスタンドアロン型ナビゲーションのデュアルユースプラットフォーム「VELYS™ SPINE」を発表した。
 
VELYS™ SPINEシステムは、2021年に膝関節全置換術でFDAの認可を取得し、2024年6月には単区画膝関節形成術にも適用を拡大した「VELYS」の技術を基に開発されている。仏eCential Robotics社との共同開発によるVELYS™ SPINEシステムは先ごろ、頸椎、胸腰椎、仙腸関節における脊椎固定術での使用についてFDA 510(k)認可を取得した。VELYS™ SPINEは、アクティブ・ロボティクスとスタンドアロン型ナビゲーションを統合し、複雑な脊椎手術に柔軟なアプローチを提供する。VELYSの適応トラッキングや軌道アシストなどの機能は手術の精度向上を目的としており、DePuy Synthes事業本部は、脊椎外科治療の新たなスタンダードを目指し、2025年前半にVELYS™ SPINEを市場に投入する予定である。
 
これに対し、整形外科用ロボット市場の競合企業である米Stryker社は、2024年内に「Mako Spine」及び「Mako Shoulder」を発売する予定で、ロボット支援手術の拡大を継続していく。
 
出典:
2024年8月2日付 Johnson & Johnsonプレスリリース(英語)
https://www.jnj.com/media-center/press-releases/depuy-synthes-launches-its-first-active-spine-robotics-and-navigation-platform 
2024年8月4日付 The Robot Report(英語)
https://www.therobotreport.com/depuy-synthes-launches-velys-surgical-robot-for/