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米ノースカロライナ州立大学、ソフトロボットに動力を与える軽量の流体エンジンを開発

2024年7月1日、米ノースカロライナ州立大学は、補助装置で使用する筋肉を模倣したソフトロボットに動力を与える軽量の流体エンジンを開発したと発表した。

本エンジンのポンプは、外部電源に接続せずにバッテリー駆動の高トルクモーターによって駆動され、ソフトロボットのチャンバーにオイルを送り込み、チャンバーからオイルを排出することで、大きな圧力を生成する。流体エンジンで駆動するソフトロボットは、硬質ロボットではできない方法で筋肉の動作を模倣できることから、上肢や下肢を屈曲したり弛緩したりする人工筋肉のような補助装置として、特に有用であると考えられている。

概念実証テストでは、研究者は新しいエンジンが生み出せる力の量だけでなく、エンジンが電力を流体力に効率よく変換する能力も評価した。

出典:
2024年7月1日付 NC State University News Releases(英語)
https://news.ncsu.edu/2024/07/portable-engine-for-artificial-muscles/
2024年7月1日付 Techxplore(英語)
https://techxplore.com/news/2024-07-portable-power-artificial-muscles-devices.html