LG電子、韓国国内市場向け自律型芝刈り機を発売
2022年4月25日付The Korea Timesによると、韓国のLG電子は、個人住宅やタウンハウスなど住宅形態の多様化により増加している韓国国内市場の需要に対応するため、芝刈りロボットを26日に発売する。
同社は海外市場向けに米国の芝刈り機メーカーであるBriggs & Stratton社に芝刈り機を供給しているが、韓国で2カ月間の実地テストを行い、国内でよく育てられている草の種類に最適な新しい自律型芝刈り機を開発したもの。
同芝刈りロボットは、韓国のユーザーが好む2センチメートルの長さに対応、25度の傾斜でも作動し、最大3,000平方メートルの芝生を刈ることができる。また、庭の木や石などの障害物を検知して減速し、破損を防ぐなど、ユーザーの利便性にも配慮しており、降雨時には自動的に充電ステーションに戻り、芝生や地面を痛めない。価格は580万ウォン(1ウォン=0.103円で換算、約60万円)で、LGベストショップのほか、ファーム・ハノン、東陽テクツールなどの店舗で購入可能。
同社は、今後もロボット製品のラインアップを拡充する意向で、5月には、B to B市場向けのロボット掃除機を展開する予定。同製品は、センサーやカメラなどの光検知機能を搭載し、オフィスやホテルのロビーなど、最大600平方メートルまで掃除が可能とのこと。
出典:
2022年4月25日付 The Korea Times(英語)
https://www.koreatimes.co.kr/www/tech/2022/04/129_327900.html
2022年4月24日付 Yonhap News(中国語)
https://cn.yna.co.kr/view/PYH20220424017800881