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中国塔斯克機器人(TUSKrobots)社、高さ150㎜以下の搬送ロボットを提供

2022年10月9日付36Kr Japanによると、中国の塔斯克機器人(TUSKrobots)社は、既存のものとは異なり、AGV(自動搬送車)の形態をとるロボットにフォークリフトの機能を持たせた高さ150mm以下の搬送ロボットを提供している。形状から、フォーク格納式パレット(荷役台)ロボットとも呼ばれる。
 
同フォークリフトのシャーシにはLiDARを搭載し、全方位の障害物を回避。ステレオビジョンによって高さ4cmの障害物も検知できる。米アマゾン(Amazon)社傘下の「Kiva」のように台座が持ち上がって荷物を支えるタイプのロボットとも異なる特殊な構造設計で、特別な運搬ツールを取り付けることなく直接パレットを載せ、安定した搬送が可能。回転半径ゼロでスピンターンや全方向移動ができるほか、幅1.3mまでの通路を秒速1.5mのスピードで走行可能なことから運搬効率も上げられるとしている。
 
同社はこれまでに特許やソフトウェア著作権150件以上を取得済みで、製品は3C(コンピューター・通信機器・家電)、たばこ、医薬品、新エネルギー、自動車部品などの業界に導入されている。
 
出典:
2022年10月9日付 (日本語)
https://36kr.jp/202021/ 
斯克機器人ホームページ(参考)
http://www.tuskrobots.com/solution/3c